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競売不動産取扱主任者▷偏差値を大学で例えると?他資格比較と合格対策

競売不動産取扱主任者合格の難易度を客観的に知りたい!

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

そこで、競売不動産取扱主任者試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値はどのくらいか大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年の競売不動産取扱主任者の偏差値はどのくらい?

 ・競売不動産取扱主任者の偏差値を大学で例えると

 ・過去10年間の競売不動産取扱主任者偏差値の推移

 ・競売不動産取扱主任者と他資格との偏差値比較

難易度を客観的に示す指標として偏差値があります。偏差値とは、言わずと知れた平均を真ん中として上か下にどのぐらい離れているかで優劣を図る指標です。

2023(令和5)年の競売不動産取扱主任者 偏差値はどのくらい?

競売不動産取扱主任者試験 2023年(令和5年)合格率

ここ数年は合格率30%前後で推移する競売不動産取扱主任者試験。一見合格率が高く難易度が低い試験と見られがちですが、内容が宅建と重複する部分が多く宅建合格者が多く受験していることが、競売不動産取扱主任者試験の合格率が高く推移している理由と言われます。

合格率はそれほど低くないように感じられますが、上記のように受験者に宅建合格者が多く含まれるため、初学者の方には難関資格といえます。

令和5年(2023年)第22回競売不動産取扱主任者試験の結果概要

① 合格率       34.4% (前年 30.4%)

② 合格者数      459人 (前年 444人)

③ 受験者数     1,336人 (前年 1,460人)

※不動産競売流通協会(FKR)のウェブサイトはこちら

競売不動産取扱主任者合格率を偏差値換算

全受験者の平均値が偏差値50となりますので、受験者の半分が合格する資格試験なら概ね偏差値50ということになりますが、競売不動産取扱主任者試験の合格率は34.4%(2023年:令和5年)です。下記の早見表から上位34.4パーセントはどの偏差値に該当するでしょうか?

【偏差値の早見表】

偏差値     上位パーセント 何分の1か  
702.3%43.8
692.9%34.5
683.6%27.8
674.5%22.2
665.5%18.5
656.7%14.9
648.1%12.3
639.7%10.3
6211.5%8.7
6113.6%7.4
6015.9%6.3
5918.4%5.4
5821.2%4.7
5724.2%4.1
5627.4%3.6
5530.9%3.2
5434.5%2.9
5338.2%2.6
5242.1%2.4
5146%2.2
5050%2.0

直近の競売不動産取扱主任者合格率34.4%はこの表の赤文字の偏差値54の上あたりです。つまり受験者の中で偏差値54以上に入らないと合格圏に入れないことになります。競売不動産取扱主任者試験の難易度が客観的に見て高いことがわかります。

競売不動産取扱主任者偏差値を大学で例えると

数字だけではイメージが湧かないという方に、競売不動産取扱主任者試験の合格偏差値を大学で例えるとどのランキングになるか比較してみたいと思います。

私立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

もちろん、受験者層も違えば受験科目も違いますので比較ランキングにすること自体に無理があると言う前提ですが。受験者数に対してどのレベルで合格できるかを知る目安になります。

ここでは河合塾の入試予想難易度ランキングの法学部で調査します。

◉ 偏差値54あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値52.5-55.0の大学を表示します。

52.5-55.0 学習院大学 法学部、関西学院大学 法学部、日本大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたが難関大学クラスですね。

国公立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

私立大学だとイメージが解らないという方に、同じく国公立大学の法学部で調査しました。国公立大学は入試科目数が多いので便宜上偏差値+5補正しています。

◉ 偏差値54あたり国公立の大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値52.5-55.0の大学を表示します。

52.5-55.0 島根大学 法文学部、香川大学 法学部、新潟大学 法学部

こちらも法律関連の資格ということで法学部関連を選びましたが、地方国立大学クラスですね。

過去10年間の競売不動産取扱主任者合格偏差値の推移

競売不動産取扱主任者 過去10年間の合格偏差値推移

初回から概ね合格率は30〜40パーセント前後で推移していましたが、直近3年間は合格率30%前後で令和5年の合格率は34.4%となっています。

実施年度受験者数合格者数合格率偏差値
2023年度(第13回)1,336人459人34.4%54
2022年度(第12回)1,460人444人30.4%55
2021年度(第11回)1,452人479人33.0%54
2020年度(第10回)1,513人459人30.3%55
2019年度(第9回)1,755人547人31.2%54
2018年度(第8回)1,958人792人40.4%52
2017年度(第7回)2,201人890人40.4%52
2016年度(第6回)1,985人759人38.2%53
2015年度(第5回)1,922人736人38.3%52
2014年度(第4回)2,002人747人37.3%53

最も偏差値が高い年と低い年を大学で例えると

最高合格偏差値 2020年 偏差値55

過去10年間で競売不動産取扱主任者試験合格偏差値が最も高かった=合格率が最も低かったのは、2020年の偏差値55です。

実施年度受験者数合格者数合格率偏差値
2020年度(第10回)1,513人459人30.3%55

◉ 偏差値55あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値55.0の大学を表示します。

55.0 学習院大学 法学部、関西学院大学 法学部、成蹊大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたが難関大学クラスですね。

最低合格偏差値 2017-2018年 偏差値52

過去10年間で競売不動産取扱主任者試験合格偏差値が最も低かった=合格率が最も高かったのは、2017年と2018年の偏差値52です。

実施年度受験者数合格者数合格率偏差値
2018年度(第8回)1,958人792人40.4%52
2017年度(第7回)2,201人890人40.4%52

◉ 偏差値52あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値50.0-52.5の大学を表示します。

50.0-52.5 明治学院大学 法学部、東洋大学 法学部、日本大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたが準難関大学クラスですね。

競売不動産取扱主任者と他資格との偏差値比較

賃貸不動産経営管理士試験の難易度を客観的に検証するために、他の士業および国家資格試験などと合格偏差値を比較しました。

士業と他資格の合格偏差値ランキング

2023年(令和5年)の士業と難関資格20資格について合格率をランキングと偏差値換算しました。もちろん資格により試験制度や受験資格など異なりますので、実際の難易度とは相違がある場合がありますのでご参考としてみてください。

※参考サイト 各実施団体等ウェブページ(2023年)

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.宅建士17.2%59
14.税理士(科目含む)21.7%57
15.管理業務主任者21.9%57
16.通関士24.2%57
17.賃貸不動産経営管理士27.9%55
18.貸金業務取扱主任者31.0%54
19.測量士補32.2%54
20.競売不動産取扱主任者34.4%54

競売不動産取扱主任者より偏差値が高い資格試験とは

この20資格ランキング一覧で、競売不動産取扱主任者試験より偏差値が高い資格は19資格です。つまり、このリストにある資格試験の中で最も偏差値が低い=難易度が低い資格試験ということになります。

とはいえ、一見合格率が高く難易度が低い試験と見られがちですが、内容が宅建と重複する部分が多く宅建合格者が多く受験していることが、競売不動産取扱主任者試験の合格率が高く推移している理由と言われます。また、年度により合格率が上下する傾向があります。そのため、宅建未取得の方や初学者の方は万全の対策をお薦めします。

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.宅建士17.2%59
14.税理士(科目含む)21.7%57
15.管理業務主任者21.9%57
16.通関士24.2%57
17.賃貸不動産経営管理士27.9%55
18.貸金業務取扱主任者31.0%54
19.測量士補32.2%54
20.競売不動産取扱主任者34.4%54

合格可能性を高める方法は

競売不動産取扱主任者試験について偏差値による客観的な難易度はイメージできましたでしょうか。では合格可能性を高める方法はあるのでしょうか?はい、あります!それは、合格率・合格者数といった実績が高い予備校や通信講座を選ぶことです。

独学メインの方でも+αで講座併用をお薦めします。学習教材の組み合わせによる自分だけのハイブリッド勉強法こそ、勉強時間を短縮し合格可能性を高めるために有効と考えます。

競売不動産取扱主任者合格率が高い通信講座ランキング

2023年(令和5年)競売不動産取扱主任者試験の合格率について、実は現在はアガルートだけが合格率を公表しています。合格率を公表するのは自信の現れで、アガルートのダントツに高い合格率から他社が公表を憚られるのではとさえ思われます。

いかがでしたでしょうか?競売不動産取扱主任者試験合格の難易度を客観的に知りたい!という課題は解決しましたか?

この記事では、競売不動産取扱主任者試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年の競売不動産取扱主任者の偏差値はどのくらい?

 ・競売不動産取扱主任者の偏差値を大学で例えると

 ・過去10年間の競売不動産取扱主任者偏差値の推移

 ・競売不動産取扱主任者と他資格との偏差値比較

資格試験受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

【絶対的おすすめの競売不動産取扱主任者 講座とは】

本当におすすめの競売不動産取扱主任者講座とは競売不動産取扱主任者試験に合格できる講座です。つまり合格率が高く合格者数が多い予備校や通信講座。

とはいえ競売不動産取扱主任者講座は戦国時代!状況が毎年変動します。そこで最新の予備校・講座の合格率・合格者数をランキング一覧。

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