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マンション管理士の難易度▷偏差値を大学で例えると?他資格比較と合格対策

マンション管理士の難易度を客観的に知りたい!

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

そこで、マンション管理士試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年のマンション管理士合格偏差値

 ・マンション管理士資格の偏差値を大学で例えると

 ・過去10年間のマンション管理士合格偏差値の推移

 ・マン管と他資格との偏差値比較

難易度を客観的に示す指標として偏差値があります。偏差値とは、言わずと知れた平均を真ん中として上か下にどのぐらい離れているかで優劣を図る指標です。

2023(令和5)年のマン管 合格偏差値

マンション管理士試験 2023年(令和5年)合格率

直近のマンション管理士試験の結果について合格率と概要はこちらです。ここ数年の中では高めの合格率ですが、昨年よりは若干減少してほぼ10%の合格率となりました。とはいえ合格者は約10人に1人であり依然狭き門であることに変わりはありません。公益財団法人マンション管理センターのウェブサイトにいろいろな情報が開示されていますので興味がある方はご参照ください。

令和5年(2023年)第23回マンション管理士試験の結果概要

① 合格率       10.1%      (前年 11.5%)

② 合格者数      1,125人    (前年 1,402人)

③ 受験者数      11,158人    (前年 12,209人)

※公益財団法人マンション管理者センターのウェブサイトはこちら

マンション管理士合格率を偏差値換算

全受験者の平均値が偏差値50となりますので、受験者の半分が合格する資格試験なら概ね偏差値50ということになりますがマンション管理士試験の合格率は10.1%(2023年:令和5年)です。下記の早見表から上位10.1パーセントはどの偏差値に該当するでしょうか?

【偏差値の早見表】

偏差値     上位パーセント 何分の1か  
702.3%43.8
692.9%34.5
683.6%27.8
674.5%22.2
665.5%18.5
656.7%14.9
648.1%12.3
639.7%10.3
6211.5%8.7
6113.6%7.4
6015.9%6.3
5918.4%5.4
5821.2%4.7
5724.2%4.1
5627.4%3.6
5530.9%3.2
5434.5%2.9
5338.2%2.6
5242.1%2.4
5146%2.2
5050%2.0

直近のマンション管理士合格率10.1%はこの表の赤文字の偏差値62の上あたりです。つまり受験者の中で偏差値62以上に入らないと合格圏に入れないことになります。やはりマンション管理士試験の難易度が客観的に見て高いことがわかります。

マンション管理士の偏差値を大学で例えると

数字だけではイメージが湧かないという方に、マンション管理士試験の合格偏差値を大学で例えるとどのランキングになるか比較してみたいと思います。

私立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

もちろん、受験者層も違えば受験科目も違いますので比較ランキングにすること自体に無理があるという前提ですが。受験者数に対してどのレベルで合格できるかを知る目安になります。

ここでは河合塾の入試予想難易度ランキングの法学部で調査します。

◉ 偏差値61〜63あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60-62.5の大学を表示します。

60-62.5 上智大学 法学部、中央大学 法学部、同志社大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたがトップクラスの難関大学ですね。

国公立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

私立大学だとイメージが解らないという方に、同じく国公立大学の法学部で調査しました。国公立大学は入試科目数が多いので便宜上偏差値+5補正しています。

◉ 偏差値61〜63あたり国公立の大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60-62.5の大学を表示します。

60-62.5 千葉大学 法政経、広島大学 法、岡山大学 法

こちらも法律関連の資格ということで法学部を選びましたが金岡千広と言われる難関クラスに該当します。

過去10年間のマン管 合格偏差値の推移

マンション管理士試験 過去10年間の合格者・合格率・合格偏差値

概ね合格率は8〜10パーセント前後で推移していますが、令和4年に合格率は11.5%と上昇したものの若干戻して令和5年は10.1%でした。

年度受験者数合格者数合格率偏差値
平成26年度14,937人1,260人8.4%63
平成27年度14,092人1,158人8.2%63
平成28年度13,737人1,101人8.0%64
平成29年度13,037人1,168人9.0%63
平成30年度12,389人975人7.9%64
令和元年度12,021名991名8.2%63
令和2年度12,198名1,045名8.6%63
令和3年度12,520名1,238名9.9%62
令和4年度12,209名1,402名11.5%62
令和5年度11,158名1,125 名10.1%63

過去10年間の合格偏差値は62〜64をキープしており難易度は安定しているといえます。

最も偏差値が高い年と低い年を大学で例えると

最高合格偏差値 平成30年 偏差値64

過去10年間でマンション管理士試験合格偏差値が最も高かった=合格率が最も低かったのは、平成30年などで偏差値64です。大学入試偏差値ランクは令和5年とほぼ変わりません。

◉ 偏差値63〜65あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値62.5-65の大学を表示します。

62.5-65 上智大学 法学部、中央大学 法学部、同志社大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたがトップクラスの難関大学ですね。

最低合格偏差値 令和4年 偏差値62

過去10年間でマンション管理士試験合格偏差値が最も低かった=合格率が最も高かったのは、令和4年などで偏差値62です。とはいえ、大学入試偏差値ランクはほぼ同じです。

◉ 偏差値61〜63あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値62.5の大学を表示します。

62.5 上智大学 法学部、同志社大学 法学部、明治大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたがトップクラスの難関大学ですね。

マン管と他資格との偏差値比較

マンション管理士試験の難易度を客観的に検証するために、土地家屋調査士や宅建など他の国家試験および難関資格試験と合格偏差値を比較しました。

他の国家試験と難関資格の合格偏差値ランキング

2023年(令和5年)の国家試験と難関資格20資格について合格率をランキングと偏差値換算しました。もちろん資格により試験制度や受験資格など異なりますので、実際の難易度とは相違がある場合がありますのでご参考としてみてください。

※参考サイト 各実施団体等ウェブページ(2023年)

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.宅建士17.2%59
14.税理士(科目含む)21.7%57
15.管理業務主任者21.9%57
16.通関士24.2%57
17.賃貸不動産経営管理士28.2%55
18.貸金業務取扱主任者31.0%54
19.測量士補32.2%54
20.競売不動産取扱主任者34.4%54

マンション管理士より偏差値が高い資格試験とは

このランキング一覧から、マンション管理士試験より偏差値が高い資格は8資格だけです。司法書士や不動産鑑定士、土地家屋調査士などの難関資格が偏差値上位に位置していますが、宅建や管理業務主任者より偏差値上位に位置しています。マンション管理士の合格偏差値62は相対的に難易度が高い資格であることが判ります。

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62

合格可能性を高める方法は

マンション管理士試験について偏差値による客観的な難易度はイメージできましたでしょうか。では合格可能性を高める方法はあるのでしょうか?はい、あります!それは、合格率・合格者数といった実績が高い予備校や通信講座を選ぶことです。

独学メインの方でも+αで講座併用をお薦めします。学習教材の組み合わせによる自分だけのハイブリッド勉強法こそ、勉強時間を短縮し合格可能性を高めるために有効と考えます。

マンション管理士合格率が高い通信講座ランキング

2025年(令和5年)マンション管理士試験について、受講生のマンション管理士合格率を公表しているスクールは2社のみでした。いづれもオンライン講座になります。

合格率を公表ということは自信があるということで受講生の合格率は30〜40%以上で、全体平均の3-4倍超の合格率を誇ります。なお、2023年(令和5年)のマンション管理士合格率は、10.1%(受験者数 11,158人、合格者数 1,125人)となっています。

合格率で選ぶマンション管理士おすすめ通信講座ランキング

ナンバー❶ アガルート 合格率 42.64%

 全国平均合格率の4.22倍!

アガルート マンション管理士 講座【公式】

ナンバー❷フォーサイト  合格率 36.6%

 全国平均合格率の3.62倍!

フォーサイト マンション管理士講座

アガルートが継続して安定のトップ独走ですね

マンション管理士合格者数が多い通信講座ランキング

また、2023年(令和5年)マンション管理士試験について、受講生の合格者数を公表しているスクールについて比較しました。

特筆すべきは、合格率に続いて合格者数もアガルートがトップ、しかも2位スタディングを大きく引き離しダントツトップで二冠達成です。

合格者数で選ぶマンション管理士おすすめ通信講座ランキング

ナンバー❶ アガルート  合格者数 91名

アガルート マンション管理士 講座【公式】

(2023年合格者数=3年間累積 254人-2021年 67人-2022年 96人=91人)

ナンバー❷ スタディング 合格者数 67名

スタディング マンション管理士 合格コース【公式】

アガルートが合格率・合格者数 二冠達成!スタディングが急接近!コスパでは低価格スタディングが光る

1位と2位で迷ったら?

【絶対的おすすめのマンション管理士講座とは】

本当におすすめのマンション管理士講座とはマン管試験に合格できる講座です。つまり合格率が高く合格者数が多い予備校や通信講座。

とはいえマンション管理士講座は戦国時代!順位が毎年変動します。そこで最新の予備校・講座の合格率・合格者数をランキング一覧。

いかがでしたでしょうか?マンション管理士試験合格の難易度を客観的に知りたい!という課題は解決しましたか?

この記事では、マンション管理士試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年のマンション管理士合格偏差値

 ・マンション管理士資格の偏差値を大学で例えると

 ・過去10年間のマンション管理士合格偏差値の推移

 ・マン管と他資格との偏差値比較

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

【絶対的おすすめのマン管 講座とは】

本当におすすめのマンション管理士講座とはマン管試験に合格できる講座です。つまり合格率が高く合格者数が多い予備校や通信講座。

とはいえマン管講座は戦国時代!順位が毎年変動します。そこで最新の予備校・講座の合格率・合格者数をランキング一覧。

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