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地方在住で社労士独学合格した私が合格のための3ステップをまとめました

社会保険労務士に独学で合格するためにやるべきことがあれば知りたい

この記事ではそんな要望にお応えします。

社会人となり社労士受験を決めたとき地方勤務で近くに予備校がなくお金もかけられないという理由で独学を決意し、働きながら2回のチャレンジを経て合格までやりきることができました。

このブログ記事では私が本当に大切だと思う、合格のためにまず考えるべき3つのステップを合格体験記ブログとしてまとめました。

①独学で合格するまでのステップがわかります

②試験勉強をスタートする時期がわかります

③そもそも自分が独学で受験勉強すべきか判断ができます

◉ 入社後人事部門配属を期に人生挽回のため社労士受験を決意

◉ 地方在住で予備校もお金もなく独学メインに勉強

◉ 複数ツールを組合せたハイブリッド勉強法で社労士合格

冒頭で少しお話ししましたが、満足いかない就職活動と地方配属というアウェイな状況から、ネガティブな不満を燃料にして試行錯誤しながら行き着いた、社会人が独学メインで社労士合格するための効果的手法やお役立ち情報を発信しています。

社労士に独学メインで合格すると決めたらまず最初にやることは次の3項目です。実はこの3ステップは試験までずっと効いてくる大事なことですのでここで覚えておいてください。

大事なステップとは、

①モチベーションの設定と維持

②スケジュール化と勉強時間の確保

③ハイブリッドな勉強法確立

の3点になります。

具体的に項目の説明に入る前にもういちど合格まで独学メインでやり切る覚悟ができているか確認をお願いします。

独学を決意した私が最初に悩んだこと

①社労士試験は難関資格だけど独学で本当に合格できるのか?

②モチベーション維持して挫折しない勉強方法はあるの?

③予備校やスクールに行かないで情報収集は大丈夫か

現在、独学で社労士受験を考えている方も同じように不安を抱えていると思います。最後まで読んでいただければこれらのことがわかります。

まず考えるべき3つのステップ

①モチベーション設定と維持

②スケジュール設定と勉強時間確保

③ハイブリッドな勉強方法確立

ひとつずつ解説していきます。

① モチベーション設定と維持

最初にやるべきことは、「なぜ社労士合格を目指すのか」を自分の中で決めること。

できればそれを何かに書いてすぐに見ることができるところに置いておくことです。自分への決意表明とでも言うべきでしょうか。

合格までの受験勉強は決して楽なものではなく茨の道です。

途中で何度も挫折しそうになることは最初から心得ておくべきです。そんな時に、「私はこのために勉強しているんだ」という強い気持ちが大事です。

予備校であれば受講料を事前に払い込んでいますし、周りに同じ受験生がいてモチベーション維持できるかもしれません。しかし独学は誰もあなたが挫折してリタイアすることを止めてはくれません。

決意は個人的なものでよい

むしろ個人的なもの以外にないかもしれません。

誰かに言われて決心するものではありませんので。

「ブラック企業の社畜から卒業して転職したい、独立したい」

「同期や上司を見返したい」

「専門家になって昇進したい」など。

ネガティブやコンプレックスからくる決意のほうがより強い決意になるように思います。

私もそうでした、コンプレックスと出世欲が社労士受験を目指した動機です

就職活動に失敗して大手企業へのコンプレックスから何かの道の専門家になりたいと思い、配属された人事部門に関する国家資格として社労士を目指しました。

また、入社した会社は米国資本の500人規模の中堅企業でしたが、外資系特有の給与体系があり役員クラスは破格の報酬が得られると知り、資格をとって人事のプロとして出世したいと強く思いました。

② スケジュール設定と勉強時間確保

次にやるべきことは、受験日から逆算して今日から試験当日までのスケジュールを考えます。合格に必要な勉強時間から換算して1日あたり何時間勉強したら合格できるかを割り出します。生活の中でその割り出した受験勉強時間をつくることが可能か考えることです。

何かを始めるということは何かを止めることです。生活のなかで社労士受験勉強の優先順位を上げて時間を割くことができるか自問して時間捻出方法を考えます。勉強の効率化は重要ですが、先ずは時間の確保が大事です。

今年受験するのか来年受験するのかですが、直近の出願期限が過ぎている場合を除いては経験のためにも一先ず受験したほうが良いと思います。私も一発合格ではありません。2回目の受験で合格しました。合格までに必要な勉強時間が確保できない場合は次の受験日程に照準を合わせることになります。

いつ受験するかを決めて、必要学習時間を割り出す

具体的な時間配分の方法ですが、合格必要勉強時間1000時間とすると、1年間で合格を目指す場合は、

年1000時間(52週間)

⇒ 週19時間、

⇒ 曜日ごとに月-金は 2時間、土日は 5時間

など設定します。

カレンダーへの落とし込みは生活スタイルから決めます。決めたら手帳に記載しておいてください。

私は1回目の受験はスケジュール設定がきちんとできていなかったため、2回目の受験に向けて曜日単位で勉強時間割り振りをしました。これにより、勉強の習慣化が出来ることと、合格までの実行目標としてこれだけ勉強すれば合格できるはず!と自信を持つことができるようになりました。

隙間時間との活用がカギ

勉強時間確保については、自分の生活スタイルから考えることになりますが、私の場合は地方勤務で車で通勤していたので通勤時間は勉強時間として使えませんでしたが、途中からは昼休みに30分自席または車の中で勉強するようにして時間を確保しました。

朝早く起きるという方法も

また、朝のほうが集中できる方は1時間早起きして時間確保するなども考えられます。まとめて時間を取るよりも小間切れ時間を使うほうが合計時間確保と集中力持続のためによいといえます。

③合格までの勉強方法確立

合格へのモチベーションと勉強時間確保ができたら、あとはひたすら勉強するのみです。

勉強方法については基本となる過去問演習を中心に併用学習を組み合わせてハイブリッドな学習として、最終的には自分だけの勉強法を確立してください。

① 全体像把握のための入門講座

② 日常メインテキストは過去問題集

③ 間違えたら、参考書で確認

④ 直前の仕上げとして、集中講座受講

⑤ 情報収集のため、媒体活用

1.全体像把握のための入門講座受講

まず試験範囲の全体概要を知るために3カ月コースぐらいで修了できるコンパクトなオンライン講座等の受講をおすすめします。これだけで合格レベル到達は期待できませんが、受験科目や学ぶべき内容の全体像を把握できると思います。

私の場合は通信講座を受講しました。当初の予想に反して難しく3カ月コースを半年ぐらいかけて終了したと記憶しています。

2.日常の勉強は過去問題集を中心

日常の勉強はほぼ過去問をひたすら解くことに専念していました。出来た問題に〇、出来なかった問題に×、正解でも疑問が残るものは△としていました。

当然ながら、5周目ぐらいまでは全て×、10周目ぐらいでやっと〇がいくつかという感じです。×をつけては参考書で確認の繰り返しのため進む速度も遅く実力がついているのか実感できない状況が長く続きましたが、ここは自分を信じてひたすら続けるしかありません。

過去問演習についても、現在はスマホでスキマ時間にコツコツできるものもあり検討してみる価値はありそうです。

3.間違えたら参考書で該当箇所を確認

2の過去問をひたすら解くのと二人三脚です。過去問を解いて、間違えたり定着していなければ参考書の該当箇所を確認しての繰り返しです。コツは該当部分の周辺を一緒に覚えておくことで応用力と定着が計れます。

教科書的に参考書を1ページずつ学ぶのではなく、問題の中で紐づけて解釈していくことが大事と思います。

4.直前の仕上げとして予備校の集中講座受講

独学と言っても全く予備校に行かなかったわけではありません。5月のゴールデンウィークに妻の実家に寝泊まりしてTACの集中講座を受講しました。

大教室にあふれるぐらいの受験生がいてライバルであり同志がたくさんいることを改めて知りやる気が出ました。横断学習を中心に苦手分野などフルに受講しました。独学基本でも可能であれば必要に応じて予備校の講習を併用することで定着期待できるのでお勧めです。

今ならオンライン講座も充実しており低価格で受講ができます。

5.情報収集のための媒体活用

独学の不安要素の一つに情報収集があります。法改正や運用変更などがあればタイムリーに知りたいものです。

私は当時は社労士Vという月刊雑誌を購入していました。最寄りの書店では手に入らず、月に1回静岡まで車で片道1時間かけて買いに行く必要がありました。

でも、正直お勧めしません。読むのに時間がかかり、そんな時間があったら過去問解きたいって思っていました。

今なら、情報をまとめたブログやYOUTUBEなどを活用するのが得策だと思います。

あとはサイクルを回していく

以上いかがでしたでしょうか。社労士試験に独学で合格することは可能です。そのための準備と覚悟をもって望んでください。それぞれの項目の詳細やおすすめ情報なども参考にしてみてください。

それぞれのステップについての解説記事を作成しましたのでこちらもご参考にしてください

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