本サイトは解説内容により広告リンクを含む場合があります

【社労士独学合格ブログ】マインド•テキスト•勉強方法•スケジュール虎の巻

社会保険労務士に独学で合格できるのだろうか?

独学合格までのスケジュールの立て方、勉強時間、テキスト・問題集、勉強方法について知りたい。

この記事ではこのような疑問にお応えします。

この記事では社会保険労務士試験に独学で臨む独学者の方が、スケジュール・計画の立て方、勉強時間、勉強方法、などを知り、自分だけの社労士独学必勝法を作り出すことができます。

そして、

誰でも社労士受験までの勉強の進め方が解り、日々の勉強に迷いなくすっきりと取り組める

ようになります。独学メインで社労士合格を目指す方には有益な情報と思いますのでお付き合いください。シャロ勉スタートアップブログです。

【もくじ】

① 独学は可能か?可能です

・独学マインドを身につける 一貫した心構えが大事

・具体的には何をすべきか?ゴールまでの3ステップ

・プラス併用学習がポイント

② 社労士独学スケジュールの立て方

・受験日から逆算して勉強時間を1日単位まで落とし込む

・スケジュールをやり切れるか検証する

・手帳に記載する

③ 社労士独学合格の勉強時間設定

・まとまった時間の捻出

・スキマ時間を活用する

・早起きして勉強する

④ 社労士独学合格の勉強方法

・独学プラスのハイブリッド勉強法とは

・取り入れるべき5つのアイテム

◉ 入社後人事部門配属を期に人生挽回のため社労士受験を決意

◉ 地方在住で予備校もお金もなく独学メインに勉強

◉ 複数ツールを組合せたハイブリッド勉強法で社労士合格

満足いかない就職活動と地方配属というアウェイな状況から、ネガティブな不満を燃料にして試行錯誤しながら行き着いた、社会人が独学メインで社労士合格するための効果的手法やお役立ち情報を発信しています。

① 独学は可能か?可能です

始めに質問です。皆さんが社労士試験への対策を独学メインで勉強するかどうかをどのようにして決めますか?

>社労士は合格率が低い難関資格だからスクールぐらい行っておかないと とか、

>講座は費用がかかるし通学する時間もないから独学でなんとかやるしかない とか、

やみくもに進む道を決めていませんか?

でも勉強を始めてみて、

> 毎日の勉強を続けていても進捗の実感がなくなんとなくスッキリしない、

> このままで本当に社労士に合格できるかな?と集中できない

ということはありませんか?

私も最初のうちはそうでした。

実は、この記事で紹介する、簡単な3つのステップで「独学マインド」の考え方を実践すると、社労士受験対策の方法を自信を持って決められるようになります。

なぜなら、私もこの「独学マインド」を取り入れてから社会保険労務士資格試験に独学メインで併用学習の組み合わせで、あ迷いなく最後までやりきって合格できました。

独学マインドを身につける 一貫した心構えが大事

独学マインドという言葉をインターネットで検索しても出てきません。それもそのはずで、この言葉は伝えたいメソッドを現すために私が考えた言葉です。

この言葉の意味を知っておくと社労士受験勉強のためのマインドセットができて、気持ちがラクになると思います。マインドは心や精神と訳されます。とすると独学精神とでも言うべきでしょうが、独学マインドが語呂がいいのであえてこの言葉を使います。

具体的には何をすべきか?ゴールまでの3ステップ

独学マインドは、自分が主人公になってゴール到達までの行動を決めること です。

独学マインドと進め方のポイントは次の3ステップです。

ステップ① 自分に足りないところ・・

法規や判例であったり、苦手科目だったり、情報収集だったり、論理的考えであったり、現在の立ち位置とゴールとの距離のことです。

これを自分で見つける。

ステップ② どうやって補うか・・

参考書で自力でやるか、通信教育やオンライン講座、はたまたスクールの集中講座を利用するか、隙間時間でアプリ活用するか、

方法を選んで自分で決める。

ステップ③ 前に進んだら現在地確認・・

ゴールに向かって前に進んだか、次にやるべきことは何か、新しく見えた課題があるか、

自分で考えて軌道修正する。

誰かに決めてもらってそれに従って勉強をすることから卒業する

基礎固めの段階では同じカリキュラムを学ぶことも有効かもしれませんが、一通り終了したら得意なところ苦手なところはそれぞれ違ってきます。

そこから先は、それぞれの得意と不得意の個性に合わせて自分がやるべきことを自分で選んで実行していく必要があります。

独学マインドに移行するということ

少なくとも社労士受験の直前期には独学マインドになっていることが必要で、いかに早い段階から独学マインドに移行できるかが大事です。

逆に言うと独学マインドを持っていれば、基礎固めをいつまでに終わらせるか?は、自分の得意と不得意が見えたところ、と言うことが出来ると思います。

独学プラス併用学習がポイント

独学マインドでは自分に不足している部分は、時間の節約と効率アップのために積極的に他のツールを活用して併用学習を選びましょう。

そもそも社労士受験勉強に完全な独学なし

逆説的ですが、独学マインドは独学だけで社労士受験合格を目指すということではありません。問題集や過去問をやったり模試を受けたり、インターネットから情報を取り入れてノウハウを取り入れたりと、知らず知らずのうちに私たちは併用学習をしています。

また、予備校やスクールに通わずに、通信教育やオンライン講座を利用しない、つまりお金をかけないで自分で学習することを独学と呼ぶ場合がありますが、それは独学マインドの考え方とは少し異なります。

繰り返しになりますが、

独学マインドは、自分が主人公になってゴール到達までの行動を決めること です。

ですから、そのうえで自分に不足している部分は、時間の節約と効率アップのために積極的に他のツールを活用して併用学習を選びましょう。

独学マインド プラス の例

> 独学マインド プラス 参考書

> 独学マインド プラス ネット等の情報

> 独学マインド プラス スクール・予備校

> 独学マインド プラス 通信教育・オンライン講座

> 独学マインド プラス 学習アプリ

全部ありです。

② 社労士独学スケジュールの立て方

独学マインドがご理解いただけましたら、早速スケジュール作成の方法です。独学の学習スケジュール作成の方法は次の3ステップになります。

ステップ❶ 受験日から逆算して勉強時間を1日単位まで落とし込む

ステップ❷ スケジュールをやり切れるか検証する

ステップ❸ 手帳に記載する

ひとつずつ説明していきますね。

ステップ❶ 受験日から逆算して勉強時間を1日単位まで落とし込む

まず受験日を決め、勉強開始日を決めます。

具体的な時間配分の方法ですが、独学で合格に必要とされる勉強時間の目安である1000時間をベースに考えると、1年間で合格を目指す場合は、

年1000時間(52週間)

⇒ 週19時間

⇒ 曜日ごとに月-金は 一日2時間土日は 一日5時間

というように設定します。

受験日までの期間が10ヶ月の場合は、41週間など調整します。半年で目指す場合は、26週ということになります。

半年で最短合格の罠

巷では半年で最短合格とか、中には4か月で合格したという魔法のような話がありますが、実際には勉強時間は同じで短い期間に詰め込んだものと考えます。

つまり、半年で合格するには上記の計算で26週間で1,000時間確保するために、平日は一日4時間、休日は一日10時間という計算になります。

最短とは、期間のことで勉強時間のことではないと考えた方が良いと思います。

実際に計画通りに勉強時間を積み重ねることが出来るかというと、なかなか思い通りにはいかないものです。その場合に大事なことは、出来なかったらその分を別の時間でカバーするように心がけることです。

ステップ❷ スケジュールをやり切れるか検証する

社労士試験までのスケジュールを決めたら、自分自身でやり切れるか検証することが大事です。

何かを始めるということは何かを止めることです

日常生活のなかで社労士受験勉強の優先順位を上げて時間を割くことができるかを自問して時間捻出方法を考えます。勉強の効率化はもちろん重要ですが、先ずは時間の確保が大事です。平日と休日のバランスも大事ですし、家族との相談も必要かもしれません。

自分が立てたスケジュール通りにできないほど歯がゆいことはありません。一日あたりの勉強時間の少なくとも半分はまとまった時間を充てて、残りは隙間時間の積み重ねという形が良いと思いますが、ご自身の事情と勉強スタイルで自分だけのやり方を見出すのが理想です。

ステップ❸ 手帳に記載する

スケジュールを決めたら手帳に記載しておいてください。自分自身で決めたスケジュールです。きちんと守るために手帳など毎日見えるところに記載して確認をしましょう。スマホやアプリでスケジュール管理ができると進捗が確認できるので便利です。

独学で受験勉強を続けることは自分との戦いです。予備校であれば受講料を事前に払い込んでいますし、周りに同士でありライバルの受験生がいてモチベーション維持できるかもしれません。

しかしながら、独学者が途中で挫折してリタイアすることを誰も止めてはくれません。

③ 社労士独学合格の勉強時間設定法

独学合格のための一日あたりの勉強時間が決まったら勉強時間を作り出す必要がありますが、これがなかなか難しいという方も多いかと思います。ここでは勉強時間の捻出方法を3つのステップでご説明します。

ステップ❶ まとまった勉強時間を捻出する

ステップ❷ すきま時間を活用する

ステップ❸ 早起きして勉強する

ひとつずつ説明していきますね。

ステップ❶ まとまった勉強時間を捻出する

何かを始めるということは何かを止めることです。

近道を探すよりも先ずは勉強時間確保が大事

日常生活のなかで社労士受験勉強の優先順位を上げて時間を割くことができるか自問して、まずはある程度まとまった時間の捻出方法を考えます。スケジュールで設定した一日の勉強時間の最低限半分はしっかりと集中して勉強できる時間を確保しましょう。効率的な勉強方法やツールを活用することはもちろん大事ですが、その前提としてしっかりと勉強時間を確保することが大事です。

勉強時間を捻出する選択肢は人それぞれ

自宅で机に座って勉強がはかどるという方もいればスタバやマックが集中できるという方もいるかもしれません。いろいろな選択肢から自分に合ったいちばん集中できる方法で一日あたりの勉強時間の最低半分の時間を見つけてください。

ステップ❷ すきま時間を活用する

まとまった勉強時間の次はすきま時間を探します。実はすきま時間の積み重ねが反復演習と知識の定着に効果的と考えています。隙間時間を併用学習時間として活用し、知識の隙間を埋めていくこと、肉付けして膨らましていくことでより強靭な学習効果を得ることができるはずです。

隙間時間活用ツールの有効利用がカギ

私が独学で社労士受験勉強していた頃は、すきま時間は間違えた問題の解きなおしか用語チェックが主でしたが、現在はスマホでスキマ時間に苦手部分を映像学習や問題演習できる専用ツールがあり、このようなツールをいかに効果的に利用するかが重要です。

多くのオンライン講座がスキマ時間活用に特化したツールを提供していますが、スキマ時間活用ツールを選ぶ際は、

❶スマホでいつでもどこでも学習ができる

❷コンテンツがしっかりしている

❸負担の小さいリーズナブルな価格

という3点を考慮してください。

ステップ❸ 早起きして勉強する

ステップ①とステップ②で必要な勉強時間が捻出できない方は意外と多いと思います。慣れた生活スタイルはなかなか変えられないもの。家族がいるとなおさらですね。

そのような方にお勧めしたいのが、早起きして時間を確保することです。早起き抵抗がある方も多いかもしれませんが、慣れると集中できてよいです。朝活ですね。この場合、午後にどうしても眠くなって困るという場合は、替わりに昼休みなどに仮眠を入れるのもよいですね。

グローバル企業で注文されているパワーナップ(積極的仮眠)で20分程度の仮眠が習慣化できると時間活用に効果的です。

生活スタイルは様々ですが、先ずはあらかじめ自分に合った勉強時間確保をしておくことが大切です。また、せっかく捻出したすきま時間を有効に活用するためにツール併用も検討したいところです。

④ 社労士独学合格の勉強方法

合格までの一日ごとの勉強時間を確保したら、次は時間を有効活用するための勉強方法の確立です。

完全サポートの受験予備校であればスクールで準備しているカリキュラムに沿って計画的に進めていくことも可能ですが、独学メインであれば自分で勉強計画を組み立てる必要があります。また、途中で勉強方法が合っていないとか苦痛で仕方がないとか気付いた場合は臨機応変にバランス調整をしていくためにも自分専用の組み合わせが必要になります。

独学プラスのハイブリッド勉強法とは

独学者にとって大事なことはさまざまツールの良いとこどりをして自分だけの組み合わせ、いわばハイブリッドな勉強法を継続的に作っていくことです。

自分自身でつくるハイブリッドな勉強計画で、バランスは人それぞれですが組み込んでおきたい5項目は次のとおりです。これらを組み合わせて自分の勉強方法を確立してください。途中で臨機応変にバランス調整して大丈夫です。

取り入れるべき5つのアイテム

* 勉強範囲の全体像把握のための入門講座

* 日常メインテキストとしての過去問題集

* 都度確認用と知識の肉付けのための参考書

* 直前の仕上げとして直前対策

* 情報収集のための媒体活用

* 勉強範囲の全体像把握のための入門講座それぞれ簡単に説明していきます。

社労士試験勉強スタートにあたり、まず社労士試験の全体像を把握する必要があります。学ぶべき法規はいくつあるのか、問題の形式はどのような形態か。試験範囲が広いことが特徴の社会保険労務士試験ですから、全体概要を知るために3カ月程度を目安に通信講座かオンライン講座の入門講座受講をおすすめします。

これだけで合格レベル到達は期待できませんが、最初にゴールとスコープ範囲を明らかにすることが大事です

私の場合は、当時オンライン等がまだなかったのでCD+テキストの通信講座を受講しました。当初の予想に反して難しく3カ月コースを半年ぐらいかかって終了したと記憶しています。

* 日常メインテキストとしての過去問題集

日常の学習の基本はアウトプットです。最終的に到達しなくてはいけない点、つまり過去問を早い段階から学習することが大事です。そのため日常のメインテキストは過去問題集とし、勉強はほぼ過去問をひたすら解くことに専念していました。出来た問題に〇、出来なかった問題に×、正解でも疑問が残るものは△としていました。

当然ながら、5週目ぐらいでは全て×、10週目ぐらいで〇がいくつかという感じだったと思います。間違えたら×をつけて参考書を都度確認してまた問題に戻るの繰り返しのため進む速度も遅く実力に繋がっているのか実感できない状況が長く続きましたが、ここは自分を信じてひたすら進むしかありません。定番の分厚い問題集を一冊決めたら、1日毎のスケジュール目安を設定して、迷わず完璧になるまで繰り返し繰り返し進めていきましょう。

スマホでスキマ時間に過去問答練という選択肢も

分厚い過去問に⚪︎×チェック用のシャープペンシルと付箋紙をセットで持ち歩いていましたが、今ならもっとスマートな過去問演習方法があるようです。それが、社労士過去問アプリです。無料のものから有料のもの、オンライン講座にセットになっているものまで色々です。まずは無料お試しで自分に合いそうかどうか確認してから始めましょう。

* 都度確認用と知識の肉付けのための参考書

②の過去問をひたすら解くことと二人三脚です。過去問を解いて、間違えたり定着していと感じたら参考書を確認することの繰り返しです。

間違えたら都度参考書で確認して知識の肉付けをしていく

教科書的に参考書を1ページずつ学ぶのではなく、問題を解く中で紐づけて解釈していくことが大事と思います。知識の隙間を埋めていくこと、肉付けして膨らましていくことが目的です。ですから、解けなかった問題に直接関連する部分を含めて前後の1項目ずつ確認すると知識の幅を膨らますことができます。

* 直前の仕上げとして直前対策

私は独学メインと言っても全く予備校に行かなかったわけではありません。地方在住でしたので居住地の近所には予備校はありませんでしたが、5月のゴールデンウィークに妻の実家に寝泊まりしてTACの集中講座を受講しました。

大教室にあふれるぐらいの受講生がいてライバルであり同志がたくさんいることを改めて知りやる気が出ました。横断整理を中心に苦手分野などフルに受講しました。

通学でもオンラインでも直前対策はおすすめ

独学基本でも必要に応じて予備校の講習やオンライン講座の直前対策講座や単元ごとの集中講座を併用してハイブリッドな学習をお勧めします。部分的な併用であれば価格のハードルも低いのでおすすめです。

* 情報収集のための媒体活用

独学の不安要素の一つに情報収集があります。法改正や運用変更などがあればタイムリーに知りたいものです。現在は便利な世の中になりましたので無料でも有益な情報をタイムリーに提供するブログやYOUTUBEなど有効に活用しましょう。

私は当時は社労士Vという雑誌を購入していました。最寄りの書店では手に入らず、月に1回静岡まで車で片道1時間かけて買いに行く必要がありました。でも、正直お勧めしません。読むのに時間がかかり、そんな時間があったら過去問解かないとって思っていました。今なら、ウェブを活用するのが得策だと思います。

合格までの勉強方法は十人十色で自分に合った方法を組み合わせてハイブリッドな勉強方法を独自に組み立てていくことが大切です。これらの要素を参考に自分だけの勉強方法を組み立てて頂ければと思います。

いかがでしたでしょうか。社労士独学合格までの考え方、スケジュール、勉強時間、勉強方法についてご理解いただけましたでしょうか。

① 独学は可能か?可能です

② 社労士独学スケジュールの立て方

③ 社労士独学合格の勉強時間設定法

④ 社労士独学合格の勉強方法

独学で社労士合格を目指すための大事なことは、自分が主人公になってゴール到達までの行動を決めることです。それはつまり、誰かに決めてもらってそれに従って勉強をすることから卒業することです。

タイトルとURLをコピーしました