本サイトは解説内容により広告リンクを含む場合があります

ITストラテジストの難易度▷偏差値を大学で例えると?他士業比較と合格対策

ITストラテジスト合格の難易度を客観的に知りたい!

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

そこで、ITストラテジスト試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2024年のITストラテジスト合格偏差値

 ・ITストラテジストの偏差値レベルを大学で例えると

 ・過去10年間のITストラテジスト合格偏差値の推移

 ・難関資格や国家資格との偏差値比較

難易度を客観的に示す指標として偏差値があります。偏差値とは、言わずと知れた平均を真ん中として上か下にどのぐらい離れているかで優劣を図る指標です。

2024(令和6)年の行政書士合格偏差値

ITストラテジスト試験 2024年(令和6年)合格率

直近のITストラテジスト試験の結果について合格率と概要はこちらです。合格率は安定的に15%前後で推移していますが、IT系資格の中では難関資格と言えます

令和6年(2024年)ITストラテジスト試験の結果概要

① 合格率       15.8% (前年 15.5%)

② 合格者数      842人 (前年 769人)

③ 受験者数     5,327人 (前年 4,972人)

※IPA 独立行政法人 情報処理推進機構のウェブサイトはこちら

ITストラテジスト合格率を偏差値換算

全受験者の平均値が偏差値50となりますので、受験者の半分が合格する資格試験なら概ね偏差値50ということになりますが、ITストラテジスト試験の合格率は15.8%(2024年:令和6年)です。下記の早見表から上位15.8パーセントはどの偏差値に該当するでしょうか?

【偏差値の早見表】

偏差値     上位パーセント 何分の1か  
702.3%43.8
692.9%34.5
683.6%27.8
674.5%22.2
665.5%18.5
656.7%14.9
648.1%12.3
639.7%10.3
6211.5%8.7
6113.6%7.4
6015.9%6.3
5918.4%5.4
5821.2%4.7
5724.2%4.1
5627.4%3.6
5530.9%3.2
5434.5%2.9
5338.2%2.6
5242.1%2.4
5146%2.2
5050%2.0

直近のITストラテジスト合格率15.8%はこの表の赤文字の偏差値60の上あたりです。つまり受験者の中で偏差値60以上に入らないと合格圏に入れないことになります。ITストラテジスト試験の難易度が客観的に見て高いことがわかります。

ITストラテジスト偏差値を大学で例えると

数字だけではイメージが湧かないという方に、ITストラテジスト試験の合格偏差値を大学で例えるとどのランキングになるか比較してみたいと思います。

私立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

もちろん、受験者層も違えば受験科目も違いますので比較ランキングにすること自体に無理があると言う前提ですが。受験者数に対してどのレベルで合格できるかを知る目安になります。

ここでは河合塾の入試予想難易度ランキングの情報系学部で調査します。

◉ 偏差値60あたりの私立大学(情報系学部)

※入試難易予想ランキング表より(2025年1月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60の大学を表示します。

60 東京理工大学 理、 明治大学 総合数理、 同志社大学 理工

情報関連の資格ということで情報系学部を選びましたがトップクラスの難関大学クラスですね。

国公立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

私立大学だとイメージが解らないという方に、同じく国公立大学の法学部で調査しました。国公立大学は入試科目数が多いので便宜上偏差値+5補正しています。

◉ 偏差値60あたり国公立の大学(情報系学部)

※入試難易予想ランキング表より(2025年1月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60の大学を表示します。

60 横浜市立大学 データサイエンス、電気通信大学 情報理工

こちらも法律関連の資格ということで情報系学部を選びましたが、情報系の難関大学クラスですね。

過去10年間のITストラテジスト合格偏差値の推移

ITストラテジスト試験の過去10年間の合格率の推移はこちらです。難易度の推移を偏差値で確認することができます。

ITストラテジスト試験 過去10年間の合格者・合格率・合格偏差値

概ね合格率は15パーセント前後で安定的に推移しています。※2020年度は中止

開催受験者数合格者数合格率偏差値
2014年秋期4,46667115.0%60
2015年秋期4,48765614.6%60
2016年秋期4,59464514.0%60
2017年秋期4,74770014.7%60
2018年秋期4,97571114.3%60
2019年秋期4,93875815.4%60
2021年春期3,78357915.3%60
2022年春期4,45066014.8%60
2023年春期4,97276915.5%60
2024年春期5,32784215.8%60

ITストラテジスト試験の合格率が最も低かった2016年秋期の合格率は14.0%でしたが、同じようにこの表に当てはめると、偏差値60になります。

最も偏差値が高い年と低い年を大学で例えると

最高合格偏差値 2016年秋期 偏差値60

過去10年間で行政書士試験合格偏差値が最も高かった=合格率が最も低かったのは、2016年秋期の偏差値60です。

開催受験者数合格者数合格率偏差値
2016年秋期4,59464514.0%60

◉ 偏差値60あたりの私立大学(情報系学部)

※入試難易予想ランキング表より(2025年1月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60の大学を表示します。

60 東京理工大学 理、 明治大学 総合数理、 同志社大学 理工

情報関連の資格ということで情報系学部を選びましたがトップクラスの難関大学クラスですね。

最低合格偏差値 2024年春期 偏差値60

過去10年間で行政書士試験合格偏差値が最も低かった=合格率が最も高かったのは、2024年春期の偏差値60です。

開催受験者数合格者数合格率偏差値
2024年春期5,32784215.8%60

◉ 偏差値60あたりの私立大学(情報系学部)

※入試難易予想ランキング表より(2025年1月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60の大学を表示します。

60 東京理工大学 理、 明治大学 総合数理、 同志社大学 理工

情報関連の資格ということで情報系学部を選びましたがトップクラスの難関大学クラスですね。

難関資格や国家資格との偏差値比較

ITストラテジスト試験の難易度を客観的に検証するために、他の難関資格および国家資格試験などと合格偏差値を比較しました。

他の難関資格や国家資格・難関資格の合格偏差値ランキング

2023年(令和5年)の士業と難関資格20資格について合格率をランキングと偏差値換算しました。もちろん資格により試験制度や受験資格など異なりますので、実際の難易度とは相違がある場合がありますのでご参考としてみてください。

※参考サイト 各実施団体等ウェブページ(2023年)

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.ITストラテジスト15.5%60
14.宅建士17.2%59
15.税理士(科目含む)21.7%57
16.管理業務主任者21.9%57
17.通関士24.2%57
18.応用情報技術者25.0%56
19.賃貸不動産経営管理士28.2%55
20.貸金業務取扱主任者31.0%54

ITストラテジストより偏差値が高い資格試験とは

このランキング一覧から、ITストラテジスト試験より偏差値が高い資格は12資格です。やはり司法試験予備試験や司法書士、社労士などがITストラテジスト試験より偏差値上位に位置しています。とはいえ、ITストラテジストの合格偏差値60は応用情報技術者を上回る高いレベルです。

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.ITストラテジスト15.5%60

合格可能性を高める方法は

ITストラテジスト試験について偏差値による客観的な難易度はイメージできましたでしょうか。では合格可能性を高める方法はあるのでしょうか?はい、あります!それは、合格率・合格者数といった実績が高い予備校や通信講座を選ぶことです。

独学メインの方でも+αで講座併用をお薦めします。学習教材の組み合わせによる自分だけのハイブリッド勉強法こそ、勉強時間を短縮し合格可能性を高めるために有効と考えます。

ITストラテジスト合格者が多い通信講座ランキング

2024年(令和6年)ITストラテジスト試験の合格率について公表している予備校・講座について、合格率をランキングしました。講座の実力が一目瞭然になりますが、実は現在はスタディングだけが合格率を公表しています。

2024年 ITストラテジスト 合格者数ランキング

ナンバー❶ スタディング  合格者数 52人

 合格者占有率 6.2%!

スタディング ITストラテジスト講座【公式】

ITサポートでスマホ完結スタディングが開講2年目でトップ!今後も合格者数のさらなる増加が見込まれます。

【絶対的おすすめのITストラテジスト講座とは】

本当におすすめのITストラテジスト講座とはズバリITストラテジスト試験に合格できる講座です。つまり合格率が高く合格者数が多い予備校や通信講座。

とはいえITストラテジスト講座は戦国時代!順位が毎年変動します。そこで最新2024年の予備校・講座の合格率・合格者数をランキング一覧。

いかがでしたでしょうか?ITストラテジスト試験合格の難易度を客観的に知りたい!という課題は解決しましたか?

この記事では、ITストラテジスト試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2024年のITストラテジスト合格偏差値

 ・ITストラテジストの偏差値レベルを大学で例えると

 ・過去10年間のITストラテジスト合格偏差値の推移

 ・難関資格や国家資格との偏差値比較

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

タイトルとURLをコピーしました