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【社労士合格の真相】半年で最短合格?実際に一日の勉強時間目安は?

社会人が社労士に半年で最短合格するには?合格に必要な勉強時間を知り、実際の一日ごとの勉強時間の目安を知りたい!

この記事ではそんな疑問にお答えします。

❶ 社労士合格のための平均勉強時間の目安と実際

・合格までの平均勉強時間の目安

・標準的な勉強時間を10士業で比較

・合格者の平均受験回数と勉強時間の関係

・近道を探すより勉強時間確保が先決

❷ 1年?半年?最短合格のための一日あたり勉強時間

・1年で合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

・半年で合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

・4か月で最短合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

・「最短合格」の罠?

❸ 社会人のための勉強時間捻出法

・勉強時間を作り出すのためのマインドセット

・まとまった時間を捻出する

・スキマ時間を捻出する

・早朝の時間を利用する

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❶ 社労士合格のための平均勉強時間の目安と実際

社労士合格にあたって勉強時間は重要な要素です。このブログ記事では勉強時間についてのアレコレを紹介していきます。

合格までの平均勉強時間の目安

大手の社労士試験予備校やオンラインスクール等が合格者へのアンケートなどから平均勉強時間は800〜1,000時間と言われています。様々な場面でこの数字は概ね一致していますので、実際に合格に必要な勉強時間の平均は800〜1,000時間程度ということでき、まずはこの時間を目安として考えるのが妥当です。

◉ 社労士受験予備校やオンラインスクール等の勉強時間目安の見解を抜粋

【資格の学校 TAC】

社会保険労務士試験に合格するのに必要な勉強時間は、800時間~1,000時間と言われています。もちろん学習の開始時期や、その方の習熟度により必要な勉強時間も異なります。

【通信講座ユーキャン】

社労士試験に合格するために必要な勉強時間は、目安として1,000時間以上といわれています。しかし難関資格のため、1回目で合格する割合は少なく、何度も受験している人も大勢います。つまり、1,000時間勉強すれば必ず合格できるとは限りませんので、目安として考えるとよいでしょう。

【アガルートアカデミー】

社労士試験の合格者に「勉強時間はどのくらい設けましたか?」とお話を伺ってみると、「800時間程度」という答えが多いです。すなわち、社労士試験の合格者の方たちは、「試験実施年の前年8月から10月頃」から勉強を始め、8月の本試験までの間、合計「800時間」程度の勉強時間を設け、その年の試験に合格したということです。

【スタディング(通勤講座)】

独学で合格を目指す場合は、平均500~1000時間が目安。通信講座や予備校の利用では、最低でも500時間の確保が必要です。単年度での合格を目指すとして、1日の平均勉強時間は独学で2~3時間、通信・予備校で毎日1時間以上の学習が欠かせません。

予備校やオンライン講座のウェブサイト等を見ていると、講座をフル活用した場合に最短で500時間などという記載もあり近道が存在するようにも思われがちですが、時間を短くするということはカバーできる勉強範囲を狭めることになります。つまり合格の可能性はあっても合格の確率が下がることになりますので、まずは1,000時間確保、最低でも800時間を確保することを検討しましょう。

標準的な勉強時間を10士業で比較

客観的に社労士合格のために必要な勉強時間を考えるにあたり、代表的な士業として10士業で実際の勉強時間の目安を比較してみたいと思います。なお、10士業とは、社会保険労務士、土地家屋調査士、中小企業診断士、行政書士、弁理士、公認会計士、不動産鑑定士、弁護士、司法書士、税理士 になります。

※参考サイト アガルートアカデミー
1.弁護士(司法試験予備試験)       6000時間
2.公認会計士       3500時間
3.司法書士   3000時間
3.弁理士    3000時間
5.税理士   2500時間
6.不動産鑑定士   2000時間
7.社会保険労務士   1000時間
7.土地家屋調査士   1000時間
7.中小企業診断士   1000時間
10.行政書士    600時間

他士業との勉強時間を比べると、社労士合格に必要な勉強時間目安1,000時間は決して多いものではなく10士業中7番目(中小企業診断士、土地家屋調査士と並ぶ)となっており、社労士の勉強時間より少ないのは行政書士の600時間だけです。

これらを総合すると社労士合格のために実際に必要な勉強時間は最短で800時間、平均1,000時間というのは妥当な時間数であると言えそうです。

合格者の平均受験回数と勉強時間の関係

一方で社労士合格までの受験回数について、これも予備校やオンラインスクールの情報から諸説ありますが、合格者数は1〜3回と6〜8回が多く平均として3〜4回と言われています。

考慮しないといけないのは平均勉強時間と言われるものは合格した方の合格した年の勉強時間である場合が多いため実際のトータル勉強時間数はそれを上回ると考えた方が良いということです。また、人事勤労などの業務に就いている受験生も多く、もし労務や年金の知識が全くない初学者であれば勉強時間はさらに増えるものと思われます。

近道を探すより勉強時間確保が先決

私の場合は、2回目の受験は上記のようにスケジュール化して1,000時間以上の勉強時間を確保しましたが、1回目の受験ははスケジュール通りには進まずおそらく700時間程度の勉強量であったと思います。つまり、私の勉強量は受験2回で約1,700時間になります。

【まとめ】

スクール等の情報を総合的に捉えると、社労士合格圏までの勉強時間は最短で800時間、平均で1,000時間程度が目安と考えられます。ただし、受験回数や法律知識の有無など考慮すると、実際に初学者が合格までトータル勉強時間は1,000時間時間を上回ると認識して計画を立てるのが正解です。

❷ 1年?半年?最短合格のための一日あたり勉強時間

では実際に一日あたりどのぐらい勉強時間を充てると合格圏に到達できるのでしょうか?ここでは、試験までの期間別に平日と土日の一日あたり勉強時間の目安を算出していきますので参考にしてみてください。

1年で合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

まずは合格必要に必要とされる勉強時間の目安である1000時間をベースに考えると、1年間で合格を目指す場合は、

年1,000時間(52週間)

⇒ 週19時間(1,000時間 ÷ 52週)

⇒ 曜日ごとに(19時間を平日と土日に振り分けます)

 月-金は 一日2時間 (2時間 × 5日)

 土日は  一日5時間 (5時間 × 2日)

というように設定します。

◉ 1年で合格を目指す

 一日あたりの勉強時間目安 平日 2時間、土日 5時間

社会人が仕事をしながら頑張ってなんとか合格を狙える勉強時間ですね。

半年で合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

では短期合格の代表格の半年で社労士合格圏に到達するにはどう考えたら良いでしょうか?1,000時間を半年で勉強するには?

年1,000時間(26週間)

⇒ 週38時間(1,000時間 ÷ 26週)

⇒ 曜日ごとに(38時間を平日と土日に振り分けます)

 月-金は 一日4時間  (4時間 × 5日)

 土日は  一日10時間 (10時間 × 2日)

というように設定します。

◉ 半年で合格を目指す

 一日あたりの勉強時間目安 平日 4時間、土日 10時間

社会人が仕事をしながら合格を目指すには色々我慢して相当な頑張りが必要になります。

4か月で最短合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

禁断の試算ですが4か月で合格圏に到達するための実際の勉強時間ですが、近道や魔法はありません。

年1,000時間(17週間)

⇒ 週約60時間(1,000時間 ÷ 17週)

⇒ 曜日ごとに(60時間を平日と土日に振り分けます)

 月-金は 一日6時間  (6時間 × 5日)

 土日は  一日15時間 (15時間 × 2日)

というように設定します。

◉ 4か月で合格を目指す

 一日あたりの勉強時間目安 平日 6時間、土日 15時間

社会人が仕事をしながら合格を目指すのは無理です。4か月合格を本気で目指すなら受験に専念する覚悟が必要です。

「最短合格」の罠?

巷では半年で最短合格とか、中には4か月で合格したという一見魔法のような話がありますが、実際の勉強時間は同じで短い期間に詰め込んだものと考えます。

つまり、半年で合格するには上記の計算で26週間で1,000時間確保するために、平日は一日4時間、休日は一日10時間という計算になります。

最短とは、期間のことで勉強時間のことではないと考えた方が良いと思います。

❸ 社会人のための勉強時間捻出法

ここまで社労士合格圏までの平均的な勉強時間から、一日あたりの実際の勉強時間を計算しました。とはいえ特に社会人の皆さんにとって仕事の傍らで勉強時間を作り出すのはそう簡単なことではありません。

勉強時間を作り出すのためのマインドセット

 何かを始めるということは何かを止めること

日常生活のなかで社労士受験勉強の優先順位を上げて時間を割くことができるかを自問して時間捻出方法を考えます。勉強の効率化はもちろん重要ですが、先ずは時間の確保が大事です。平日と休日のバランスも大事ですし、家族との相談も必要かもしれません。

自分が立てたスケジュール通りにできないほど歯がゆいことはありません。一日あたりの勉強時間の少なくとも半分はまとまった時間を充てて、残りは隙間時間の積み重ねという形が良いと思いますが、ご自身の事情と勉強スタイルで自分だけのやり方を見出すのが理想です。

勉強時間確保の3ステップ

勉強時間の確保は生活の中に勉強時間をつくること

では多忙な日常に社労士受験の勉強時間を創り出す3ステップをご説明します。

ステップ① まとまった勉強時間を捻出する

ステップ② スキマ時間を捻出する

ステップ③ 早朝の時間を利用する

ひとつずつ説明していきますね。

ステップ① まとまった時間を確保する

何かを始めるということは何かを止めることです。日常生活のなかで社労士受験勉強の優先順位を上げて時間を割くことができるか自問して、まずはある程度まとまった時間の捻出方法を考えます。

スケジュールで設定した一日の勉強時間の最低限半分はしっかりと集中して勉強できる時間を確保しましょう。効率的な勉強方法やツールを活用することはもちろん大事ですが、その前提としてしっかりと勉強時間を確保することが大事です。

勉強時間を捻出する選択肢は人それぞれ

スタバやマックが集中できるという方もいるかもしれません。以前、職場に40代で司法試験に合格した方がいましたが、出勤前に毎朝マックで勉強していたそうです。いろいろな選択肢から勉強時間を抽出する方法を見つけてください。

ステップ② スキマ時間を捻出する

実はすきま時間の活用が時間の確保と知識の定着に効果的と考えています。隙間時間を併用学習時間として活用し、知識の隙間を埋めていくこと、肉付けして膨らましていくことでより強靭な学習効果を得ることができるはずです。

スキマ時間を作るためのヒント

限られた時間から少しでも隙間時間を作り出すのは並大抵のことではありません。こちらに隙間時間を捻出するためのキーワードを示します。

*暇をつぶさない

*隙間時間をつくる

*欲張らないマインドセット

具体的な隙間時間捻出方法はこちらを参照ください。

私が受験勉強していた頃はすきま時間は間違えた問題の解きなおしか用語チェックが主でしたが、現在はスマホでスキマ時間に苦手部分を映像学習や問題演習できる専用ツールがあり、このようなツールをいかに効果的に利用するかが重要です。

隙間時間活用ツールの有効利用がカギ

多くのオンライン講座等がスキマ時間活用に特化したツールを提供していますが、スキマ時間活用ツールを選ぶ際は、

❶スマホでいつでもどこでも学習ができる

❷コンテンツがしっかりしている

❸負担の小さいリーズナブルな価格

という3点を考慮してください。

ステップ③ 早朝の時間を利用する

ステップ①とステップ②で必要な勉強時間が捻出できない方は意外と多いと思います。慣れた生活スタイルはなかなか変えられないもの。家族がいるとなおさらですね。

そのような方にお勧めしたいのが、早起きして時間を確保することです。早起き抵抗がある方も多いかもしれませんが、慣れると集中できてよいです。朝活ですね。この場合、午後にどうしても眠くなって困るという場合は、替わりに昼休みなどに仮眠を入れるのもよいですね。

社労士合格圏までの平均的な勉強時間と一日あたり実際の勉強時間についてご理解頂けましたでしょうか?

❶ 社労士合格のための平均勉強時間の目安と実際

 ・合格までの平均勉強時間の目安

 ・標準的な勉強時間を10士業で比較

 ・合格者の平均受験回数と勉強時間の関係

 ・近道を探すより勉強時間確保が先決

❷ 1年?半年?最短合格のための一日あたり勉強時間

・1年で合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

・半年で合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

・4か月で最短合格を目指す場合の一日あたり勉強時間目安

・「最短合格」の罠?

❸ 社会人のための勉強時間捻出法

・勉強時間を作り出すのためのマインドセット

・まとまった時間を捻出する

・スキマ時間を捻出する

・早朝の時間を利用する

社会保険労務士の勉強時間の現状と最短合格の真実を把握したうえで、合格までの一日あたり勉強時間の目安を知り時間を作り出すことが合格への近道です。

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