社労士受験準備中もしくはこれから社労士受験勉強を始めようとしている方は、余計な思考法など必要ないと思うかもしれませんが、このブログ記事では
社労士受験に使えるエッセンスだけを紹介しますので効果的な思考法が最短で理解できます。
今の勉強を続けて本当に社労士試験に合格できるのか?
このように迷うことがありませんか?これは現在起点でものごとを考えているからでバックキャスト思考とは逆の考え方です。では説明しますね。
バックキャスト思考とは?
日本語で言うと未来起点、バックキャスティングともいいます。
反対に、
フォアキャスト思考とは?
日本語で言うと現在起点、フォアキャスティングともいいます。
考え方としては新しいものではありません。目標にむけたスケジュールづくりに重要な考え方なのでこの言葉とともに再認識して頂ければと思います。
未来は変えられるとドラえもんは言っていました
現在の延長線上に予想される未来を変えて、自ら理想とする未来を設定することと言えます。今話題のSDGsの各ゴールへのアプローチとして注目されているので名前は聞いたことがあるかもしれません。
言葉から推測できると思いますが、今の状況や今ある課題から社労士試験合格を考えるのではなく、社労士試験に合格した時点からさかのぼって現在を考える思考法のことです。不確実な未来の実現のための具体的にやるべきことを考える手法として注目されています。社労士試験勉強も同じですね。
なぜ効果的か?
一番大事な効果は?
社労士試験合格という目標を達成するために、“今やるべきこと”がはっきりとして迷いなく集中して取り組むことができるからです。
社労士試験合格という面で私が考えるバックキャスト思考の効果はこの5つです。
5つの効果
①社労士試験合格までの方向と距離がわかる
②途中にある障害物(制約)が見える
③乗り越える方法をよく考えて決められる
④方向がブレたり迷走しなくなる
⑤複数の選択肢が考えられる
バックキャスト思考が社労士受験勉強を進めるためにこんなにメリットがあるということが理解いただけましたら、早速バックキャスト思考をやってみましょう。
バックキャスト思考の進め方5つのステップ
①未来を起点に目標とする姿を設定する
②目標を達成するための課題を抜き出す
③必要なアクションを出し切る
④スケジュールに配置する
⑤スケジュールを実行する
それぞれのステップを簡単に説明しますね。
①未来を起点に目標とする姿を設定する
最も大事なのがこの①と言われています。とはいえ、社労士試験日はすでに決まっていますからここを起点にします。
②目標を達成するための課題を抜き出す
社労士試験合格という目標に到達するための障害となる、障害となるかもしれない、項目を挙げていきます。科目や単元などなるべく具体的に出していきます。情報や時間など障害になるものはすべて出します。
③必要なやるべきことを出し切る
障害となる課題を克服するためにやるべきことを書き出します。最初から出来ないとか考えずに、ムリ目のこともやったほうがいいと思うことは全て書き出していきましょう。
④スケジュールに配置する
書き出したやるべきことを試験当日までの時間軸に沿って実行する順番に並べていきます。並べてみることで足りないものが見えた場合は追加しましょう。
⑤スケジュールを実行する
スケジュール表が完成しましたね。自分でつくったスケジュールです。これだけやれば必ず社労士試験に合格できるはずです。迷わずに目の前のやるべきことに集中できるはずです。ひとつ進むごとに自分の位置を確認して、スケジュールに修正が必要であれば変更していきましょう。
社労士試験合格という到達目標と現時点との間にはギャップがあります。今いる場所をまずは知って、このギャップを明確に知ったうえで、目標に向けてどの道をどのぐらい進めば自分で決めた目標にたどり着けるのかをはっきりするということです。
実現したい社労士試験合格という未来と現在とのギャップが大きい、つまり現在の延長線上では目標に到達できないと思う時に有効なステップです。