ジャズを聴き始めたい方に最初の1曲をご紹介する入門ジャズナビゲーター。今回もアラフィフ世代にお勧めのオシャレで落ち着きがある名曲名演をお届けします。
この曲もう100回以上は聴いていると思います。
疲れたときは癒され、乗ってるときはさらに気持ちが高まる。
そんな感じの曲です。
この曲はアルバムの1曲目に入っているのですが、イントロからしびれます。
そしてアルトサックスが入るところでとりはだが立ちます。
間奏のピアノソロも絶品です。
場末のバーとバーボンと共に
ある夜初めて入ったバーでちょっと緊張しながらバーボンのロックを注文する。
そしてタバコに火をつけ2回ほど吸い込んだところでバーボンが運ばれてくる。
とりあえず氷を鳴らして唇を濡らす。
あまり広くない店に客はまばら。週末でない今日ならこんなところかと思う。。
突然ピアノが聞こえる。
ちょっとぎこちないが強烈にしみこんでくる。
そしてサックスの音で深いみずうみに吸い込まれていく。
そんなかんじの曲です。
スローテンポなバラードで、ジャズのムードが存分に味わえる1曲です。
センチメンタルってこんなカンジなんだなーと実感できます。
最初で最後 デュークエリントンとジョンコルトレーンの共演
デュークエリントンとジョンコルトレーンの名前は聞いたことがある方も多いと思います。
エリントンはビッグバンドといって、10人とか20人とかでのりのりの曲をやるバンドのリーダーとして有名ですね。
コルトレーンはジャズのサックス奏者としては一番有名なひとです。
ただ、評論本などで必聴って書かれている曲は吹きまくりで共感できない曲が多いと思いかもしれませんね。
ちょっとうんちくを言うときは、
「このアルバムってエリントンとコルトレーンがセッション録音した最初で最後のアルバムなんだよね~」と言ってください。
ちなみにこのアルバムは中古のアナログレコードを買いました。最近ではアナログレコードの人気が再燃していますが中古版では掘り出し物が結構あります。配信音楽全盛の今、レコードで聴くってちょっと贅沢だと思いませんか?
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「IN A SENTIMENTAL MOOD」 DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE
(イン ア センチメンタル ムード)エリントン&コルトレーン
録音:1962年9月26日
収録アルバム:「DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE」(impulse)←レーベル
●オススメ時間 夜
→夜のジャズクラブの雰囲気たっぷり。
●オシャレ度 ★★★
→お洒落というより実直な感じです。
●音質 ★★★★
→1960年代の録音なので結構きれいです。
●メジャー度 ★★★★
●スタンダー度★★★
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