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大人の趣味!アラフィフ初心者が独学でピアノを始める方法(体験談)

50代からの趣味を持ちたい!

音楽が好きだからピアノを弾けるようになりたい!

でも、どのように始めたらいいのかわからない?

そもそも今から始めてピアノが弾けるようになるの?

この記事では私の経験をもとにそのような疑問にお応えします。

50歳を前に憧れていたピアノを弾けるようになりたいと、独学でピアノを始めて2か月間練習を続けた結果、自分で思っていた以上に弾けるようになったので、体験談としてまとめました。

独学で初めてのピアノを始めるステップがわかります

ピアノの練習を続けるコツがわかります

途中で挫折しないためのポイントがわかります

◉ 幼稚園の頃にピアノを習うも一曲も弾けず挫折

◉ バンドブームでギターをかじるも続かず

◉ 音楽は好きでいつかはリベンジしたいと思っていた

ピアノというとちゃんと基礎から学ばないといけないという敷居が高いイメージがありましたが、だんだん歳を重ねると様々なしがらみが削ぎ落とされて、ただ自分が音楽を楽しむためにピアノを弾いてみたいと思えるようになりました。

とはいえ、ピアノ教室に通うのもお金もかかり恥ずかしいので、まずは安価の電子ピアノを買ってユーチューブなど参考に独学で始めてみました。うまくいかずイライラすることもありましたが、2か月続けられればある程度弾けることがわかりました。そこで、

中年男が独学でピアノを始めて2か月練習を続けるステップをまとめました

❶ ピアノを始める目的をはっきりさせる

❷ ピアノを選ぶ

❸ 楽譜を選ぶ

❹ 練習を続ける

❺ 思ったより弾けるようになったと実感する

ピアノの先生が薦める正統派の方法とは違うと思いますが、ただピアノをお金をかけずに短時間で弾けるようになるための独自のステップなのであしからず。

❶ ピアノを始める目的をはっきりさせる

なんとなく始めるというのもありですが、どのレベルを目標にするかによって方法が変わってきます。また、途中で挫折しそうになった時に最初に決めた目的をはっきり思い出して立ち直ることができます。

ではどのような目的・目標が良いかというと、なるべく個人的なものが良いです。

*妻や夫、家族に聴かせたい

*街角ピアノで弾いてみたい

*行きつけのバーでセッションしたい

*純粋に音楽を楽しみたい

ピアノを始めて練習することは誰かに強要されるものではありませんので、自分で自由に決めましょう!

❷ ピアノの選び方と選ぶコツ

次にピアノを選んで購入です。家にピアノがあるという方はそれを使うのも勿論ありですが、調律していないとか、ヘッドフォン装着で練習したいとかあると思いますので、安価なものでも電子ピアノ購入が良いと思います。

私も電子ピアノを購入しましたが、ピンからキリまでありますので、選ぶ基準をまずは設定しましょう。私の場合こんな感じです。

*なるべく低価格

*とはいえ聞いたことがあるメーカー

*キーボードではなく電子ピアノ

*鍵盤は本物のピアノと同じ88鍵

*ヘッドフォンが装着可能

この基準でインターネットで調べた結果、条件にぴったりの電子ピアノが選定できて即購入しました。

*なるべく低価格

手軽に始めて続けたいという思いから低価格でそれなりのピアノを探しました。ネット上で”電子ピアノ”で検索するとわかりますが、5千円ぐらいのおもちゃ?的なものから見た目はアップライトのピアノやエレクトーンのような20万円以上のものまで様々です。

ここでひとつ気づいたのは、商品画像では同じように見えても価格にバラつきがあり、相対的に低価格なものはSunRuckやViatreといった聴きなれない(有名でしたらすみません)メーカーのピアノでした。

*とはいえ聞いたことがあるメーカー

最先端の安くて優れた楽器メーカーが多くあるとは思いますが、古い人間なので、カワイやヤマハ、ローランドといった日本の老舗楽器メーカーや、カシオやKORGといった名前を知っている電子楽器メーカーを優先して選ぶことにしました。

*キーボードではなく電子ピアノ

これらのメーカーの中でも電子ピアノと並んでキーボードがあります。違いは?というと、一般的にはキーボードはシンセサイザなど音色やリズムなど手軽に幅広く楽しめる反面で鍵盤の幅や長さ、弾くときのタッチが異なります。

そんなことは弾けるようになってから考えろという声が聞こえますが、ピアノを始めるというからにはキーボードではなく電子ピアノを選ぶことにします。実際のところ区別されていないものも多いですが。

*鍵盤は本物のピアノと同じ88鍵

こだわりついでに、鍵盤の数も本物のピアノと同じく88鍵盤を選ぶことにします。上記で選定した日本の老舗メーカーでも61鍵盤のものもあります。実際には一番端の鍵盤まで使うことはありません。(今のところ)

とはいえ大人の嗜みですから88鍵盤にこだわることにしました。

*ヘッドフォンが装着可能

日中はなかなか練習する時間がないという方も多いと思います。また、最初は誰かに聴かれるのも恥ずかしいと思うかもしれません。なのでヘッドフォンを装着できるものを選ぶのがおすすめです。

電子ピアノですので概ねヘッドフォン装着が可能ですが、注意点としては(私の場合そうでしたが)差し込み口が大きいタイプでスマホ等で使っていたヘッドフォンがそのまま使えない場合があります。またヘッドフォンがbluetooth対応しているものはまだ少ないようです。

これらの観点で厳選した電子ピアノは以下になります。いづれも本体実売価格3〜4万円程度になります。

*最後の決め手は本体重量

ノミネート4機種まで絞り込みましたが、どれも条件に合う電子ピアノです。最後は本体重量が一番軽い電子ピアノに決めました。

理由は、電子ピアノの置き場所ですが、常時設置する場所がありませんので、使わない時は壁に立て掛けておいて、練習する時だけリビングのテーブルに置くことにしました。そのため重量が重いと移動するときに腰を痛める危険があるので、この中で最も軽い重量7.0kgのこちらに決定!

*購入した電子ピアノはこちら!

Roland(ローランド) GO:PIANO88

スタイルもシンプルで格好いいので気に入っています

使用しない時は壁に立て掛けて置けるので場所はとりません


電子ピアノ選びの参考にしてみてください

❸ 楽譜の選び方と選ぶコツ

ピアノをゲットしたら次はピアノで弾きたい曲を決めて楽譜を選ぶことです。子どものピアノ教室ではありませんのでバイエルンなど基礎から始める必要はありません。

*ピアノで弾きたい曲を決める

まずは弾きたい曲を選んで決めましょう。最初から上手く弾けるはずもなく茨の道になるかも知れません。そんな時にも乗り越えられるように、一番大事なことは自分の好きな曲を選ぶことです。

私の場合は、いつかピアノを弾けたらジブリの曲が弾きたいと思っていましたので、迷わずジブリの名曲ハウルの動く城のテーマ曲“人生のメリーゴーランドに決めました。

*楽譜選びは背伸びをしない

さて弾きたい曲が決まったら楽譜ですね。普段聞いていて簡単そうに思える曲でも、実は複雑だったり難しい手の動きだったりすることもあります。とはいえ超初心者というより入門前の私たちは、それが難しいのかどうかもわからないのが現実です。

ですから、楽譜は入門用とか初心者向けと記載があるものから選んでみると間違いないです。それでも入門用、初心者用の楽譜を見て最初はかなり難しく感じます。

*1曲ずつダウンロード購入という方法

では具体的にどのように楽譜を選んで入手するかというと、インターネットで1曲ずつ購入する方法があります。たくさん弾きたいと思う気持ちはわかりますが、まずは1曲から始めて最初の1曲が弾けるようになることを目標にしたいものです。

こちら、ヤマハの楽譜ダウンロードサイトでは、最新J-POPから洋楽、アニソン、クラシックまで25万点以上の楽譜を配信中です。PDFで24時間いつでもダウンロードできますので、スマホやタブレットでの利用も可能ですが、音符を書き込んだりできるので私はプリンターでプリントアウトして使うのが好みです。

*子ども向けの楽譜で始めてみるという方法

とはいえ実は私は最初の1曲の楽譜は違うものを使いました。それは、“こどもジブリ”という楽譜です。名前のとおり子ども向けに易しいアレンジがされているのと、楽譜が大きくて見やすいのが特徴です。

私が最初の1曲に選んだ、“人生のメリーゴーランド”が掲載されていますし、ほかにも弾いてみたい、“風のとおり道”や“さよならの夏”など収録されていて夢が広がります。(最初から欲張ってはいけませんが)

正直なところ、楽譜サイトやYouTube などで、人生のメリーゴーランドの初心者向けアレンジの楽譜を見ていたのですが、どうも弾ける気がしませんでした。そこで大きい本屋で楽譜を物色する中でこの“こどもジブリ”にたどり着きました。

ネットの世の中ですが、本屋や楽器店で実際に楽譜を手に取って、譜面の大きさなど含めて目で見て確認して決めるのもありです。

❹ 練習を続けるコツ

ピアノと曲と楽譜が揃いました。あとは練習するだけですね。それが意外と難しい。やってみるとわかりますが、何度も挫折しそうになります。

*最初にやること、“ド”の位置を覚える

最初にやることは“ド”の位置を覚えることです。88鍵盤のど真ん中で、右に黒い鍵盤2つ並ぶ位置の白い鍵盤です。子ども向けに丸いシールを貼ったりするようですが、なんとなくそれも格好が悪いので覚えることにします。なかなか覚えられないという方はシールを貼ってください。

次に、音符が読めないので、音符の上にド、レ、ミと書いていきましょう。本格的にピアノを習得するのであれば音符が読めないといけないので読む練習が必要ですが、大人のピアノはまず弾けるようになることが大事ですので躊躇なく楽譜に書き込みます。

なお音符の上にある1から5の数字はどの指で弾くかを示しています。右手の場合、1が親指で5が小指ということになります。初心者にはありがたい表記です。

*毎日練習すると決めない

若い時の勉強やスポーツでは毎日続ける根性が大事でしたが、中高年からのピアノは大人の趣味です。誰かに強要されるべきものではありません。

私は1回30分ぐらいで3日に2回ぐらい練習をしていたと思います。まずは体を優先して気持ちが乗っている時や、なんだか上手く弾ける時は長く練習しましょう♪調子が良い時は時間が経つのも早く感じるはず。

*ときどき目的を思い出す

ここで最初に決めた目的を思い出しましょう!不思議とやる気が出てくるはず。そして、1か月ぐらい経った頃でしょうか?練習が楽しくなっている自分に会えるはずです。そうなったら、あとは上達を待つだけですね。

❺ 挫折しないためのつまづきポイント攻略

インターネット時代ですから大概のことはネットでググれば調べることができます。とはいえ、ネット上には広告や商品紹介が多くて必要とする情報に辿り着くのに時間がかかったり、見つからなかったりするのも事実です。私の感じたつまづきポイントではありますが、数は多くありませんので最初にクリアすれば難しいものではありません。

*楽譜の読み方を知る

基本的なことで音楽の授業で習ったことですが、遠い昔のことで覚えていない方も多いと思います。音符に付いている♯(シャープ)は半音上げて、♭(フラット)は反音下げて、黒い鍵盤を弾く。ト音記号のすぐ横に♯や♭が付いていたら、曲全体を通してその音は半音上げたり半音上げたりします。

ミ♯は実はファ!?

また私の練習した人生のメリーゴーランドにも出てきましたが、ミ♯ですが実はミの右隣には半音の黒い鍵盤はありません!?これを見てひどく動揺してあたふたしましたが、私の楽譜には「ミ♯は実際に弾く音はファです」と記載がありました。

codaって何だっけ?

もう一つ出てきたのは、codaとto codaです。楽譜上で戻ったり先に飛んだりする記号です。弾き方は下記のようになりますが、子ども用の楽譜を使った私でもこれらのつまづきポイントがいくつかありました。

codaとto codaの弾く順序

(出典)

【公式】ヤマハ「ぷりんと楽譜」

*わからない時はピアノを弾ける人に聞く

初めは分からないことが必ず出てきますが、そのままにしていると先に進まずに挫折する原因になります。まずはネット上で調べると大概のことは解決できます。上記のミ♯やcodaについても検索すると出てきます。

また近くにピアノを弾ける人がいれば聞くのが手っ取り早いです。私の場合、妻がピアノを弾けるので疑問点は聞きました。とはいえ、3〜4回アドバイスをもらい最初の疑問点の解決には効果がありましたが、練習するのは自分ですのであとは練習あるのみです!

また、TwitterなどSNSを利用している方はピアノを弾ける人に質問したり、Yahoo知恵袋で質問してみるという方法もあります。

*ピアノ教本やレッスンDVD活用

あらかじめ最低限の基礎を知っておきたいという方は初心者向けのピアノ教本やビデオ教材の活用という方法もあります。YouTubeの無料コンテンツだとどうしても情報が断片的になるので、体系的の学びたいという方は教材活用がお薦めです。

定番のDVD教材として受講者数15,000人以上の人気教材“30日でマスターするピアノ教本”シリーズがあります。練習時間の違いと思いますが、私の場合の2か月の半分で最初の1曲が弾けるというのは魅力的です。価格も2万円程度なので検索する時間など考慮するとリーズナブルです。

現在は中級編の第6弾まで発売されていますので、継続利用するリピーターが多いということですね。

30日でマスターするピアノ教本&DVDセット

こちらから見本動画が閲覧できます。上から写した指の運び方は参考になります。

いかがでしたでしょうか?大人の趣味としてピアノを始める決心が出来ましたでしょうか?思い立ったら吉日ですので、このステップに沿って始めてください。

❶ ピアノを始める目的をはっきりさせる

❷ ピアノを選ぶ

❸ 楽譜を選ぶ

❹ 練習を続ける

❺ 思ったより弾けるようになったと実感する

ピアノを始めるのは、早い方がいいけど遅すぎることもありません。なぜなら、

今日が残りの人生の最初の日だから

Today is the first day of the rest of your life.

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