ジャズを聴き始めたい方に最初の1曲をご紹介する入門ジャズナビゲーター。今回もアラフィフ世代にお勧めのオシャレで落ち着きがある名曲名演をお届けします。
前回に引き続きカーメンマクレエの名演をご紹介いたします。
もともとかっこいいこの曲を、しびれるほどクールに歌っています。
TAKE FIVE(テイクファイブ)はジャズファンでなくとも一度は聴いたことがあると思います。そして、特徴的なメロディーは、一度聴くと忘れることができないでしょう。
この曲は、5/4拍子の曲で成り立っておりそれが印象的に感じられるひとつの理由ではないでしょうか?
数ある演奏の中で、女性ボーカルものは少ないですが、カーメンマクレエの名演がもっともこの曲のよさを引き出していると思います。2分ちょっとの演奏の中に凝縮されたジャズの真髄を感じることができます。
さらにこの演奏には、アルトサックス奏者で作曲者であるポールデスモンドも参加しいます。
冷静さと熱狂という相反する感情を含むこの曲は、
カッコよく決めたい夜の締めくくりにぴったりです。かっこいい曲を聴いて、自分もかっこよくなる。またはかっこよくなったつもりになる。そんな1曲です。
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「TAKE FIVE」(CARMEN McRAE)
(テイク ファイブ)カーメンマクレエ
録音:1960年9月9日
収録アルバム:「TAKE FIVE」(SONY)
●オススメ時間:夜のクライマックスに
●オシャレ度:★★★★★
●音質:★★★★ ライブ感たっぷり
●メジャー度:★★★★★
●スタンダー度:★★★★★
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