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管理業務主任者の難易度▷偏差値を大学で例えると?他資格比較と合格対策

管理業務主任者試験合格の難易度を客観的に知りたい!

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

そこで、管業試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値はどのくらいか大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年の管業合格偏差値はどのくらい?

 ・管理業務主任者の偏差値を大学で例えると

 ・過去10年間の管業合格偏差値の推移

 ・管業と他資格との偏差値比較

難易度を客観的に示す指標として偏差値があります。偏差値とは、言わずと知れた平均を真ん中として上か下にどのぐらい離れているかで優劣を図る指標です。

2023(令和5)年の管業偏差値はどのくらい?

管理業務主任者試験 2023年(令和5年)合格率

直近の管理業務主任者試験の結果について合格率と概要はこちらです。ここ数年の中の受験者増加傾向に伴い、2年連続20%を下回る合格率でしたが、令和5年は若干緩和して20%を上回る合格率となりました。難化傾向が続くと難関資格の仲間入りする可能性もあり、今のうちに取得したいところです。

令和5年(2023年)管理業務主任者試験の結果概要

① 合格率       21.9%      (前年 18.9%)

② 合格者数      3,208人    (前年 3,065人)

③ 受験者数      14,652人    (前年 16,217人)

※公益財団法人マンション管理者センターのウェブサイトはこちら

管理業務主任者合格率を偏差値換算

全受験者の平均値が偏差値50となりますので、受験者の半分が合格する資格試験なら概ね偏差値50ということになりますが、管業試験の合格率は21.9%(2023年:令和5年)です。下記の早見表から上位21.9パーセントはどの偏差値に該当するでしょうか?

【偏差値の早見表】

偏差値     上位パーセント 何分の1か  
702.3%43.8
692.9%34.5
683.6%27.8
674.5%22.2
665.5%18.5
656.7%14.9
648.1%12.3
639.7%10.3
6211.5%8.7
6113.6%7.4
6015.9%6.3
5918.4%5.4
5821.2%4.7
5724.2%4.1
5627.4%3.6
5530.9%3.2
5434.5%2.9
5338.2%2.6
5242.1%2.4
5146%2.2
5050%2.0

直近の管業合格率21.9%はこの表の赤文字の偏差値57の上あたりです。つまり受験者の中で偏差値57以上に入らないと合格圏に入れないことになります。管理業務主任者試験の難易度が客観的に見て高いことがわかります。

管業偏差値を大学で例えると

数字だけではイメージが湧かないという方に、管業試験の合格偏差値を大学で例えるとどのランキングになるか比較してみたいと思います。

私立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

もちろん、受験者層も違えば受験科目も違いますので比較ランキングにすること自体に無理があると言う前提ですが。受験者数に対してどのレベルで合格できるかを知る目安になります。

ここでは河合塾の入試予想難易度ランキングの法学部で調査します。

◉ 偏差値57あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値57.5の大学を表示します。

57.5 青山学院大学 法学部、関西大学 法学部、法政大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたが難関大学クラスですね。

国公立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

私立大学だとイメージが解らないという方に、同じく国公立大学の法学部で調査しました。国公立大学は入試科目数が多いので便宜上偏差値+5補正しています。

◉ 偏差値57あたり国公立の大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値57.5の大学を表示します。

57.5 金沢大学 法学類、信州大学 経法学部、静岡大学 法学科

こちらも法律関連の資格ということで法学部関連を選びましたが、難関国立大学クラスですね。

過去10年間の管業合格偏差値の推移

マンションやオフィスビルの建築数は都内を中心に増加傾向にありますから、マンション需要に対しそれを適切管理する管理業務主任者のニーズがより高まると予想されます。難関資格になる前の今がチャンスと言えるのではないでしょうか?

管業試験 過去10年間の合格偏差値推移

概ね合格率は21〜24パーセント前後で推移していましたが、令和5年の合格率は21.9%と2年ぶりに20%を上回る合格率となりました。

試験年度受験者数合格者数合格率偏差値
令和5年14,652名3,20821.9%57
令和4年16,217名3,06518.9%58
令和3年16,538名3,20319.4%58
令和2年15,667名3,73923.9%57
令和元年15,591名3,61723.2%57
平成30年16,249名3,53121.7%57
平成29年16,950名3,67921.7%57
平成28年16,952名3,81622.5%57
平成27年17,021名4,05323.8%57
平成26年17,444名3,76121.0%58

最も偏差値が高い年と低い年を大学で例えると

最高合格偏差値 令和4年 偏差値58

過去10年間で管業試験合格偏差値が最も高かった=合格率が最も低かったのは、令和4年の偏差値58です。

試験年度受験者数合格者数合格率偏差値
令和4年16,217名3,06518.9%58

◉ 偏差値58あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値57.5の大学を表示します。

57.5 青山学院大学 法学部、関西大学 法学部、法政大学 法学部

直近の偏差値ランクと同様で難関大学クラスですね。

最低合格偏差値 令和2年 偏差値57

過去10年間で管業試験合格偏差値が最も低かった=合格率が最も高かったのは、令和2年の偏差値57です。

試験年度受験者数合格者数合格率偏差値
令和2年15,667名3,73923.9%57

◉ 偏差値58あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値57.5の大学を表示します。

57.5 青山学院大学 法学部、関西大学 法学部、法政大学 法学部

直近の偏差値ランクと同様で難関大学クラスですね。

管業と他資格との偏差値比較

管理業務主任者試験の難易度を客観的に検証するために、他の士業および国家資格試験などと合格偏差値を比較しました。

士業と他資格の合格偏差値ランキング

2023年(令和5年)の士業と難関資格20資格について合格率をランキングと偏差値換算しました。もちろん資格により試験制度や受験資格など異なりますので、実際の難易度とは相違がある場合がありますのでご参考としてみてください。

※参考サイト 各実施団体等ウェブページ(2023年)

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.宅建士17.2%59
14.税理士(科目含む)21.7%57
15.管理業務主任者21.9%57
16.通関士24.2%57
17.賃貸不動産経営管理士28.2%55
18.貸金業務取扱主任者31.0%54
19.測量士補32.2%54
20.競売不動産取扱主任者34.4%54

管理業務主任者より偏差値が高い資格試験とは

このランキング一覧から、管業試験より偏差値が高い資格は14資格です。司法書士や不動産鑑定士、土地家屋調査士、マンション管理士などの難関資格が偏差値上位に位置しています。とはいえ、管理業務主任者の合格偏差値57は賃貸管理士などを上回る高いレベルといえます。

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.宅建士17.2%59
14.税理士(科目含む)21.7%57
15.管理業務主任者21.9%57

合格可能性を高める方法は

管理業務主任者試験について偏差値による客観的な難易度はイメージできましたでしょうか。では合格可能性を高める方法はあるのでしょうか?はい、あります!それは、合格率・合格者数といった実績が高い予備校や通信講座を選ぶことです。

独学メインの方でも+αで講座併用をお薦めします。学習教材の組み合わせによる自分だけのハイブリッド勉強法こそ、勉強時間を短縮し合格可能性を高めるために有効と考えます。

管業合格率が高い通信講座ランキング

2023年(令和5年)管理業務主任者試験について、受講生の管理業務主任者合格率を公表しているスクールは2社のみでした。いづれもオンライン講座になります。

合格率を公表ということは自信があるということで受講生の合格率はなんと60-70%で、全体平均の3-4倍近いの合格率を誇ります。

管業合格者数が多い通信講座ランキング

2022年(令和4年)管理業務主任者試験について、受講生の管理業務主任者合格者の人数という形で管業試験の合格実績を公表しているスクールについて、合格者数についても比較してみました。

短期合格者スキームで低価格でスマホで学べるスタディングが遂にトップ浮上!

合格率トップのフォーサイトは影に隠れてしまいました。

いかがでしたでしょうか?管理業務主任者試験合格の難易度を客観的に知りたい!という課題は解決しましたか?

この記事では、管業試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年の管業合格偏差値はどのくらい?

 ・管理業務主任者の偏差値を大学で例えると

 ・過去10年間の管業合格偏差値の推移

 ・管業と他資格との偏差値比較

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

【絶対的おすすめの管業 講座とは】

本当におすすめの管理業務主任者講座とは管業試験に合格できる講座です。つまり合格率が高く合格者数が多い予備校や通信講座。

とはいえ管業講座は戦国時代!順位が毎年変動します。そこで最新の予備校・講座の合格率・合格者数をランキング一覧。

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