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行政書士試験の難易度▷偏差値を大学で例えると?他士業比較と合格対策

行政書士試験合格の難易度を客観的に知りたい!

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

そこで、行政書士試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年の行政書士合格偏差値

 ・行政書士偏差値レベルを大学で例えると

 ・過去10年間の行政書士合格偏差値の推移

 ・他士業や国家資格との偏差値比較

難易度を客観的に示す指標として偏差値があります。偏差値とは、言わずと知れた平均を真ん中として上か下にどのぐらい離れているかで優劣を図る指標です。

2023(令和5)年の行政書士合格偏差値

行政書士試験 2023年(令和5年)合格率

直近の行政書士試験の結果について合格率と概要はこちらです。ここ数年は概ね10〜15%の間で推移していて、前年より若干合格率がアップして、合格率13.98%となっています。

令和5年(2023年)行政書士試験の結果概要

① 合格率       13.98%    (前年 12.13%)

② 合格者数      6,571人    (前年 5,802人)

③ 受験者数      46,991人    (前年 47,850人)

※一般財団法人 行政書士試験研究センターのウェブサイトはこちら

行政書士合格率を偏差値換算

全受験者の平均値が偏差値50となりますので、受験者の半分が合格する資格試験なら概ね偏差値50ということになりますが、行政書士試験の合格率は13.98%(2023年:令和5年)です。下記の早見表から上位13.98パーセントはどの偏差値に該当するでしょうか?

【偏差値の早見表】

偏差値     上位パーセント 何分の1か  
702.3%43.8
692.9%34.5
683.6%27.8
674.5%22.2
665.5%18.5
656.7%14.9
648.1%12.3
639.7%10.3
6211.5%8.7
6113.6%7.4
6015.9%6.3
5918.4%5.4
5821.2%4.7
5724.2%4.1
5627.4%3.6
5530.9%3.2
5434.5%2.9
5338.2%2.6
5242.1%2.4
5146%2.2
5050%2.0

直近の行政書士合格率13.98%はこの表の赤文字の偏差値60の上あたりです。つまり受験者の中で偏差値60以上に入らないと合格圏に入れないことになります。行政書士試験の難易度が客観的に見て高いことがわかります。

行政書士偏差値を大学で例えると

数字だけではイメージが湧かないという方に、行政書士試験の合格偏差値を大学で例えるとどのランキングになるか比較してみたいと思います。

私立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

もちろん、受験者層も違えば受験科目も違いますので比較ランキングにすること自体に無理があると言う前提ですが。受験者数に対してどのレベルで合格できるかを知る目安になります。

ここでは河合塾の入試予想難易度ランキングの法学部で調査します。

◉ 偏差値60あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60の大学を表示します。

60 中央大学 法学部、 明治大学 法学部、 同志社大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたがトップクラスの難関大学クラスですね。

国公立大学の偏差値ランクと比較した場合の目安

私立大学だとイメージが解らないという方に、同じく国公立大学の法学部で調査しました。国公立大学は入試科目数が多いので便宜上偏差値+5補正しています。

◉ 偏差値60あたり国公立の大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60の大学を表示します。

60 金沢大学 文系一括、岡山大学 法学

こちらも法律関連の資格ということで法学部を選びましたが、金岡千広といわれる難関大学クラスですね。

過去10年間の行政書士合格偏差値の推移

行政書士試験の過去10年間の合格率の推移はこちらです。難易度の推移を偏差値で確認することができます。

行政書士試験 過去10年間の合格者・合格率・合格偏差値

概ね合格率は10〜15パーセント前後で推移していますが、年度によって若干の上下があります。令和5年の合格率は13.98%と3年連続で上昇しました。

年度受験者数合格者数合格率偏差値
 2023年度 46,991名 6,571名 13.98% 60
2022年度47,850名5,802名12.13%61
2021年度47,870名5,353名11.18%62
2020年度41,681名4,470名10.72%62
2019年度39,821名4,571名11.48%62
2018年度39,105名4,968名12.70%61
2017年度40,449名6,360名15.72%60
2016年度41,053名4,084名9.95%62
2015年度44,366名5,820名13.12%61
2014年度48,869名4,043名8.27%63

行政書士試験の合格率が最も低かった2014年の合格率は8.27%でしたので、同じようにこの表に当てはめると、偏差値63以上ということになります。この年の難易度は特別ですが、行政書士を目指すにあたり難易度を認識しておく必要があります。

最も偏差値が高い年と低い年を大学で例えると

最高合格偏差値 2014年 偏差値63

過去10年間で行政書士試験合格偏差値が最も高かった=合格率が最も低かったのは、2014年の偏差値63です。

年度受験者数合格者数合格率偏差値
2014年度48,869名4,043名8.27%63

◉ 偏差値63あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値62.5-65の大学を表示します。

62.5-65 上智大学 法学部、 中央大学 法学部、 同志社大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたがトップの難関大学ですね。

最低合格偏差値 2017年 偏差値60

過去10年間で行政書士試験合格偏差値が最も低かった=合格率が最も高かったのは、2017年の偏差値60です。

年度受験者数 合格者数 合格率 偏差値
2017年度40,449名6,360名15.72%60

◉ 偏差値60あたりの私立大学(法学部)

※入試難易予想ランキング表より(2024年5月現在)

河合塾ランキング表では2.5刻みのため偏差値60の大学を表示します。

60 中央大学 法学部、 明治大学 法学部、 同志社大学 法学部

法律関連の資格ということで法学部を選びましたがトップクラスの難関大学クラスですね。

他士業や国家資格との偏差値比較

行政書士試験の難易度を客観的に検証するために、他の士業および国家資格試験などと合格偏差値を比較しました。

士業と国家資格・難関資格の合格偏差値ランキング

2023年(令和5年)の士業と難関資格20資格について合格率をランキングと偏差値換算しました。もちろん資格により試験制度や受験資格など異なりますので、実際の難易度とは相違がある場合がありますのでご参考としてみてください。

※参考サイト 各実施団体等ウェブページ(2023年)

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60
11.測量士13.98%60
13.宅建士17.2%59
14.税理士(科目含む)21.7%57
15.管理業務主任者21.9%57
16.通関士24.2%57
17.賃貸不動産経営管理士28.2%55
18.貸金業務取扱主任者31.0%54
19.測量士補32.2%54
20.競売不動産取扱主任者34.4%54

行政書士より偏差値が高い資格試験とは

このランキング一覧から、行政書士試験より偏差値が高い資格は10資格です。やはり司法試験予備試験や司法書士、社労士などが行政書士試験より偏差値上位に位置しています。とはいえ、行政書士の合格偏差値60は測量士などと肩を並べる高いレベルです。

順位資格名 合格率偏差値
1.弁護士(司法試験予備試験)   3.6%68
2.技術士(一次×二次)4.68%66
3.司法書士5.2%66
4.中小企業診断士(1次×2次)5.5%65
4.不動産鑑定士(短答×論文)5.5%65
6.弁理士6.1%65
7.社会保険労務士6.4%65
8.土地家屋調査士9.66%63
9.マンション管理士10.1%62
10.公認会計士10.7%62
11.行政書士13.98%60

合格可能性を高める方法は

行政書士試験について偏差値による客観的な難易度はイメージできましたでしょうか。では合格可能性を高める方法はあるのでしょうか?はい、あります!それは、合格率・合格者数といった実績が高い予備校や通信講座を選ぶことです。

独学メインの方でも+αで講座併用をお薦めします。学習教材の組み合わせによる自分だけのハイブリッド勉強法こそ、勉強時間を短縮し合格可能性を高めるために有効と考えます。

行政書士合格率が高い通信講座ランキング

2023年(令和5年)行政書士試験について、受講生の合格率を公表しているスクールは4社のみでした。ただし、トップのアガルート以外は、特定コース受講生かつ厳しい条件付きの限定的な合格率のため参考数字となりますのでご注意ください。

合格率を公表するということは自信があるということで、正々堂々トップのアガルート受講生の合格率はなんと50%超で、全体平均の4倍を超える合格率を誇ります。なお、2023年(令和5年)の行政書士試験の合格率は、13.98%(受験者数 46,991人、合格者数 6,571人)となっています。

合格率で選ぶ行政書士おすすめ通信講座ランキング

ナンバー❶ アガルート 合格率 56.11%

 全国平均合格率の4.01倍!

アガルート 行政書士 講座【公式】

ナンバー❷フォーサイト  合格率 45.45%

 ⚠️バリューセット3受講生だけの合格率

 全国平均合格率の3.25倍!

フォーサイト 行政書士講座

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 ⚠️S式合格講座受講生中下記条件の合格率(52人中17人合格)

 全国平均合格率の2.34倍!

行政書士S式合格講座を受講された方で、S式合格講座(※1)の講義を280回以上視聴し、かつコースに付属の模擬試験(※2)を受験された方52名のうち、合格された17名の割合

LEC 行政書士 講座【公式】

正々堂々一般受講生トータルではアガルートがダントツ!

行政書士合格者数が多い通信講座ランキング

2023年(令和5年)行政書士試験について、受講生の行政書士合格者数を公表しているスクールを比較しました。実は合格者の人数を公表いているスクール・講座は3社のみでした。

特筆すべきは、合格率に続いて合格者数もアガルートがトップ!しかも2位スタディングを引き離しダントツトップで二冠達成です。

合格率2位のフォーサイトは影に隠れてしまいましたが、代わって元祖スマホ講座スタディングが急速に合格者数を伸ばしていいます。

合格者数で選ぶ行政書士おすすめ通信講座ランキング

ナンバー❶ LEC     合格者数 578名

LEC 行政書士 講座【公式】

ナンバー❷ アガルート  合格者数 304名

アガルート 行政書士 講座【公式】

ナンバー❸ スタディング 合格者数  216名

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アガルートが合格率・合格者数 二冠達成!コスパ追求ならスタディングが最強

いかがでしたでしょうか?行政書士試験合格の難易度を客観的に知りたい!という課題は解決しましたか?

この記事では、行政書士試験の難易度を客観的に理解するために、偏差値で表して大学入試や他資格と比較しました。

 ・最新2023年の行政書士合格偏差値

 ・行政書士偏差値を大学で例えると

 ・過去10年間の行政書士合格偏差値の推移

 ・他士業や国家資格との偏差値比較

とくに難関資格受験では、最新情報に基づいて正しく目指す資格の難易度を客観的に知ることで、やみくもに勉強するのではなく適切な対策をとることが大事です。

行政書士通信講座を探している方に!

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よく講座比較サイトではランキング評価でおすすめを決めていますが、いくらよい講座でも自分のスタイルに合わない講座を選ぶと失敗します。こちらで自分だけに合う行政書士講座が見つかります。

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