赤本・過去問はいつから始めたらよいか?大学受験生や高校生、受験生の親御さんの大学入試受験スケジュールの中で大きな関心事ですね。
結論
受験する大学レベルで違うが、公立高校から難関大学を目指す
のであれば、
遅いのでは?
早いのでは?
と思う高校生や受験生の親御さんがいらっしゃると思います。また、中高一貫高校ではとっくにスタートしているということもあるかもしれません。
文系と理系、地域によっても違うかもしれませんが、通常公立高校では大学受験範囲までの授業が終わっていないことが多いので、参考書や併用ツールを使って独学、自学自習で先取りしても一通り終わるのに3年の夏ぐらいまでかかると思います。
同じ科目の中にまだ終わっていない単元があるとそこだけ飛ばすことになり、正確に判定ができないのでやはり纏めて解きたいところです。
とはいえ、
大学入試直前期に過去問だけやっているわけにいかず早めに始めたい
という境目が、
です。

過去問は何年分解くか?
志望校の上位5校ぐらいは10年分を目標にする。それ以外は3年分を確実に解く。
という目標が現実的ではないでしょうか。
同じ問題は出ないとよく言われますが、私の息子のときは過去に別の私立大学で出題された数学の問題が実際の受験の時に国立大学に出題されたケースがありました。レベルが近い大学群であれば問題集として解くという捉え方もできるのではないでしょうか。
3年の夏に志望校の過去問を初めて開くというのはNG
目指すゴール地点を予め認識しておく必要がありますので、夏休み前に直前のものは避けて5年前ぐらいのものをざっと見て、傾向と難易度を確認しておいてください。
そうそう、過去問を解くときは本番と同じサイズで解いてください。
詳細はこちらの記事を見てください。過去問の入手方法と赤本の使い方も説明しています。