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入門ジャズナビ⑮BESAME MUCHO(ベサメ・ムーチョ)①~ラテンナンバーのススメ~

ジャズを聴き始めたい方に最初の1曲をご紹介する入門ジャズナビゲーター。今回もアラフィフ世代にお勧めのオシャレで落ち着きがある名曲名演をお届けします。

今回の入門ジャズナビゲーターは、有名なラテンポップの名曲スタンダード

BESAME MUCHO(ベサメ・ムーチョ)を3回にわたってご紹介します。

をご紹介いたします。

この曲はジャズでも多くのアーティストが演奏しており名演も多くあります。
現代の感覚で聴くと、ノスタルジックでどこかホッとする名曲です。

哀愁を帯びたこの曲は、楽しく演奏するのも切なく演奏するのもアーティスト次第

「たくさんキスして!」という言葉も状況によっていろいろなムードがあります。
今日ご紹介するのは、夜の幕開けにぴったりなゴキゲンな解釈のピアノトリオ版で
す。

ゴキゲンとはいえ、そこはラテンの哀愁メロディー。
久しぶりに会った恋人?はたまた昔の恋でしょうか。
そんな甘くせつない夜の予感がここにはあります。

THE THREE SOUNDS はブルーノートの売れっ子

THE THREE SOUNDSの独特のパラパラと鳴るピアノが、
時に甘く、時に激しく、
夜の始まりを奏でます。

スリーサウンドは当時ブルーノートの売れっ子トリオで、
このアルバムでもポップスを多く演奏しており、
とても楽しく聴きやすい1枚となっています。

こんな甘くせつない人生のような名演から
ジャズを始めてみるのもよいのではないでしょうか?

data
「BESAME MUCHO」(THE THREE SOUNDS)
(ベサメ ムーチョ)ザ スリー サウンズ
録音:1959年2月11日
収録アルバム:「BOTTOMS UP」(blue Note)

●オススメ時間:夜
●オシャレ度:★★★★★
●音質:★★★★
●メジャー度:★★★★
●スタンダー度:★★★★★

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